あらすじ
満月の夜だけ開店するレストランで、焚き火を囲んでお月見をしたり、急遽思い立って、三崎港へのひとり大人遠足を計画したり。ベルリンでは、語学学校に通って予習と宿題に追われ、束の間の休みは、ご近所さんとホットワイン片手にクリスマスマーケットを梯子する。自分の気持ちに素直に、日々を自由に自然体で生きる著者による人気日記エッセイ。
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Posted by ブクログ
小川糸さんのお母様が亡くなりになった1月から12月までの一年を日記のようなエッセイのようなお話で構成された本。
葬儀が1月に終わり、ドイツでの留学生活やドイツベルリンを起点に学校に行ったり取材旅行に行ったりプライベートの旅行に行ったり日本に帰ったり、そこには糸さんの愛犬ゆりねとの日々やおっとペンギンの事など盛りだくさん。
言葉がやさしく、うんうんという事がたくさんある。
糸さんのこういうやさしい文章は大好きだ。
心が一緒にやさしくなれる。
今回はお母様との確執があったことなども含めお母様の死そしてそれを乗り越えて行った過程も書かれている。
何もかも含めて暖かい本だ。
Posted by ブクログ
好きなシリーズ。ペンギンさんとの離婚を知ったうえで、その前の日記を読むのは伏線みたいにも読んでしまう。日記の性質上、仕方ないとは思うけど、納豆がうまく作れたのかとか、気になることが残るのが残念。