【感想・ネタバレ】今日の空の色のレビュー

あらすじ

鎌倉に小さな古い家を借りて、久し振りの一人暮らし。朝は早起きしてお寺の座禅会に参加し、夜は屋上でビール片手に満天の星を観る。ペンギンと恋人のように待ち合わせして夕食を楽しんだり、近くの小川をホタルと一緒にお散歩したり。携帯もテレビもない不便な暮らしを楽しみながら、本当に大切なことに気付く日々を綴った大人気日記エッセイ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

小川糸さんの人柄にほだされて、スルスル読んでしまう。
鎌倉在住の時期に書かれたのかな、「ツバキ文具店」。

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2019年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『ライオンのおやつ』を読んで、すっかりファンになった小川糸さん。
今回は、2013年の日記風エッセイ。
仕事部屋のリフォームのために一時的に鎌倉での一人暮らしを始める。
蛍のあかり、海の香りを楽しみ、ヤモリと共同生活?をする。読んでいてワクワクが伝わってくる。地元の人みたいに満喫している。
小さなことにも喜びを感じ、
『おもかげ復元師』(笹原留似子著)を泣きながら読む小川糸さん。
彼女の感性に魅力を感じる。
小学校では道徳の評価が始まって久しいが、道徳よりも哲学を取り入れたらどうかという視点も面白い。
次は小説読もうかな。

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小川先生の言葉選びは本当に大好きで、お話ももちろん大好きなんだけれど、エッセイもエッセイの良さがあって、小川先生の丁寧な暮らしが垣間見てるようでわくわくしました。とくに、料理の描写が好き。柿とレンコンの黒酢和え、深谷ねぎのすりながし、おちょこ一杯のウニ寿司、あわびのお醤油煮、牛肉の紅白味噌漬け、マグロ丼、生揚げとお揚げの姉妹煮…読んでいるだけでお腹ぺこぺこになります。鎌倉での生活はとても楽しそうで、私も鎌倉の自然に囲まれて住みたくなりました。小川先生は、人との出会いを本当に大切にしていて見習いたい。鎌倉で出会ったお友達とたそがれビールするほど仲良くなれたり、畑のお婆ちゃんとお話ししたり、お寺に写経などをしに行ったり、ハリの先生からレンタ犬したり。交流や体験を大切にしてて本当に素敵。

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2019年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

気になる本
『沢村貞子の献立日記』
主人が亡くなるまで作り続けた手料理。
主人が亡くなってからは書かれない日記。
感動の予感。

雪は人を寡黙に、内省的にする。
確かに、動かずじっとして、身を守る姿勢に知らず知らずなっているかも。
声を出さず、物思いに耽る。
隣に誰かいればその人を思う。それは心地いい、安心できる場所だよね。

本に移った匂いって素敵。その本が今までどこにいたのか、自分がどんな場所でいつ読んだか思いを馳せる時間っていいな。

気になる映画
かぞくのくに
トガニ
ハンナ・アーレント

哲学の意味
フランスでは学校で幼い頃から哲学を教えている。
自分で考える、人生の永遠のテーマ。
道徳より哲学の方が自分のためになりそう。
『きみの町で』が気になる。

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2023年06月13日

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