あらすじ
★累計50万部突破!
ベストセラー『言いかえ図鑑』シリーズ最新刊!
「親のひと言」は、心の支えにも、呪縛にもなる――。
カウンセラーとして20年以上、たくさんの方の悩みに接してきた著者が、良好な「親子関係」を築くための「言葉のかけ方」8シーン92パターンを解説します。
子どもが思い通りにならないと、非難や否定の言葉を口にしていませんか? 他人ならある程度気遣いをするのに、「家族」となると、わがままや傷つけることを、言いたい放題に浴びせていませんか?
「親子関係」というものは、簡単に断ち切ることができないもの。だからこそ、ふだん口にしている「ひと言」を見つめ直してみませんか。
本書では、幼児から小中学生、成人まで、幅広い世代の「子ども」を対象にした言いかえの言葉に加え、自分が「親」につい言ってしまう言葉の言いかえも紹介しています。
家族だからこそ、言わないほうがいい「ひと言」があります。
親子のコミュニケーションの助けとなる一冊です。
【目次より】
第1章 しつけ・生活習慣
第2章 叱る
第3章 ほめる・励ます
第4章 性格・人格
第5章 勉強・習いごと・進路
第6章 交友関係・人間関係
第7章 意見・考え
第8章 親と話す
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子育てでちょっとイライラする場面が増えた時に読みました。
さらーと読んだだけでもかなり気持ちが楽になりました。
今日よりも明日、子どもとよりよく関われそうです。
子どもは言ってそんまま伝わるわけではないです。100回言って伝わります。
さらに子どもは子どもだから、本人が考えて本人の意思を尊重することが大切です。
Posted by ブクログ
わかりやすい今の時代に合わせた言い換え本。
保育園時から成人になるまでを幅広くカバー。
最後の項目は子供が親に掛ける言い換え言葉も記載されていますので、親子で楽しめる一冊。
Posted by ブクログ
オイラには子どもがいないので、ちょっとだけ的外れな部分がありました。
だけど第8章は、まさにオイラと母さんとの暮らし方にすごく参考になりました。
Posted by ブクログ
読みは初めは、小さな子供に対しての言葉がけの本かと思ったけど、中高生の子や更には自分の親に対する言葉がけまで。幅広い意味で「親子のため」の本だった。
「よけいなひと言→わかりあえるセリフ」の例文と解説のスタイルで進んでいくのだけど、日頃の私の発言がことごとくよけいなひと言認定されていて、ちょっとショック。
わかっているんです…でも、感情が先にきてしまうのです。
「何度言ったらわかるの」「もう知らない!」「もう出ていくからね」文字にすると確かにひどい。
スムーズに言いかえできるようにするには、一人の時に練習でもしないと無理そうだけど、がんばってみよう。
匿名
子どもがたくさん言葉を理解し始め、私自身の伝える力の自信がなかったために手に取りました。
家族であっても他人なので、いい関係を築くためのサポートになる一冊だと思います。
Posted by ブクログ
特に叱る時などはこっちも頭に血がのぼり、「あなたはXXだ!」と決めつけたり言いがち。
叱るのも褒めるのも、「私はこう思う」「あなたはどう思った?」「なぜそう思った?」という言い方に変え、対話することが大事だと学んだ。
ただ、子供がなかなか理解してくれない時もある。それが発育上仕方ないのか、子供に理解しようとすると意思が全く無いのか、が分からず、モヤモヤするのも現実…
Posted by ブクログ
子どもの幼少期から成人した後まで、そして自分の親との話し方も含めた様々な親子関係における言い換えが載っていて分かりやすかった。
YOUメッセージでなくIメッセージ、否定形でなく肯定形で伝えるなど、よく育児本等でも見かけて理解しているつもりでも、実際に日々子どもと話す時にはつい感情的になったり子供をコントロールするような言い方をしているな…と反省。
「子どものため」だと思って言っていることは、大抵が「自分のため」のよけいな一言だったなと感じた。子どもが何歳でも、自分とは別の一人の人間として認めて、しっかり話を聞いて、受け入れ、信じて見守ることを心がけたい。
[覚えておきたいこと]
☆ 人は「行動」より「人格」に対する評価に敏感。犯罪心理学では、「ウソをつかないでください」と言うより「ウソつきにならないでください」と言ったほうが抑止力が高いといわれている。
「○○な子だね」と人格否定せず、行動のみ指摘するように。
☆子どもが不安そうな時、「大丈夫」「心配するな」と気持ちだけ楽にしようとしても無理がある。精神的に落ち着くためには、深呼吸や肩の力を抜くなどしてリラックスできることをすすめるといい。
☆ 「条件付き」の愛情表現、評価、承認は、その条件がなければあなたには価値がない、と言っていることと同じ。
「条件抜き」の伝え方で存在そのものを認めてあげる。
☆子供を否定することは自分を否定すること。逆に子供を全肯定できれば親自身が自己受容できるようになる。
☆「あなたのため」は「自分のため」。
損得勘定で子育てしない!
☆子どもが安心して親離れするためには「親が自分の人生を楽しんでいる」ことが必要。
親が「心配のあまり」していることの原動力は「寂しさ」からきていることも多い。
☆事実と感情は分けて伝える。感情に任せて責めるような言い方にならないよう、Iメッセージで穏やかに自分の意思を示す。
Posted by ブクログ
扱ってるパターンとしては
・どうすればいいか一緒に考えてみようか(傾聴と話し合い)
・こうするといいよ(具体案)
・それはお母さん悲しいよ(Iメッセージ)
が多いかな。
ほか、なかなか身に付かなさそうなので折に触れ読み返したい。
まさかの自分から親への声掛けもあった。もう少し言葉の拙い幼児に向けた章にページを割いてもらえると私向きだった。
一緒に片付けようって言っても全然響かない…。
Posted by ブクログ
10/18(火)にスッキリで【言いかえ図鑑】シリーズが紹介されるそうです!クイズ形式でやるので盛り上がりそうですね♬
この本は8月の誕生日に自分に買ったプレゼント笑
毎日キィーキィーうるさく怒り、まだ幼稚園児の子どもたちの口がどんどん悪くなって、私のせいだなーと思い、将来が不安になったので思い切って購入!笑
右に言いかえを簡潔に書いて、左に解説という読みやすいスタイル。『よけいなひと言』の方しか言ってないことに気付いて笑えました!「早くして!」とかもはや何も急いでない時でも言ってる。笑
この本の良いところは、自分と子どもの他にも、自分と親の方の【親子】のための言いかえも書かれているところ。読んでなるほどと反省しても気を付けていられるのは3.4日なので、枕元に置いて定期的に読みたい本です☆
『親が変われば、子供は必ず変わる』
Posted by ブクログ
幼児期や学童期のみでなく、親を相手に話す際の言いかえもわかりやすく載っています。
咄嗟に出てくるようになるには普段から意識して使わないとな、としみじみ思います。
普段も気をつけていますが、自分の気持ちの持ちようで言葉が冷たくなっているんだろうなあと、子供たちがたまに嫌な言い方しているのを見るとおそらく自分を真似ている気がしてゾッとします。
Posted by ブクログ
こどもに対しての話し方のつもりで読んでいたが、最終章の自分の親への話し方の言い換えではっとした。
つい親に甘えもあって、反抗的で嫌味を言ったり、自分の正論をぶつけたりしていることに気づいた。
親は自分を育ててくれた人であって、自分の人生を肯定するためには、感謝を持って接したいと改めて思った。そのためにまずは、直接伝わる言葉から、言い方を気をつけて肯定的な言い回しをしようと思う。
Posted by ブクログ
そんな言い方するかなあという言葉やつい言ってしまいそうな言葉を「よけいなひと言」と呼び、「わかりあえる一言」への言い換えを提案してくれる。「わかりあえるひと言」は分かるのだけれど、「よけいなひと言」という言い方がちょっとしっくりしない。何も感じずにその言葉を使っている人からすると、ポロッと口からついでで出た言葉という感じでもないように思うから。「わかりあえるひと言」に共通しているのは相手を尊重する態度なのだと思う。
Posted by ブクログ
実際に言ってしまいがちな育児での一言を上手に言い換えしている本。
「実際にこの言い方はとっさには出てこないなぁ…」と思うものばかりだったので、普段からの意識が大事なのだと思う。
ただ、言い換え後の言い方で少し突き放した(自立を促した?)ものや自分が言われたら少し気になるだろうな、と思うものもあったので臨機応変に使うべきだとは思う。
それ以外は汎用性が高いものが多く、有用であるので幼児期〜小学生ぐらいのお子さんを持つ方は1度読んでみることをおすすめする。
Posted by ブクログ
言いかえ図鑑に続き2冊目
私よりもお子さんが小さい幼児期や小学生向けの内容が多いと感じました
後半では成人した子供や、自分の親への言い方や関わりかたも載っていて良かったです
「おわりに」に書いてあって心に残った所を
子どもをひとりの人間として尊重し、対等に関わることは必須です
対等とは、自分も子どもも両方大切にする関わり方
あれこれ指示する親がいなくても自信と愛情を持って、強くしなやかに生きていけるようにすることこそ、子育ての本質
親が子どもを信じることができれば、子どもは自ら道を切り開いていけるようになります
心にとめて子どもと関わって行きたいです