あらすじ
ろくでなしの烙印を押された幼少期。太宰治にかぶれ、道化を演じた思春期。破綻した結婚・・・。話題の僧侶が、淋しさと不安に苛まれた半生と、坐禅瞑想との出会いを赤裸裸に語る。
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Posted by ブクログ
寂しい、愛が欲しい、そういった渇愛を乗り越えたお坊さんの自伝。
なかなかに鬱屈した半生で、読んでいて辛くなったりしたけれど、読みやすい文体で最後までさくさく読めました。
人生相談にのるお坊さん自体も苦しんでいたと知り、今の自分の状況でもこの仕事を続けていいのかも、と思いました。きっと、誰だって自信なんてないんだと。
自分を見つめる静謐な時間って、誰にでも必要なのかも。