【感想・ネタバレ】黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ(2)のレビュー

あらすじ

義父である准男爵の命を受け、メアリー・シェリーが潜入した女子寄宿学校は、絶望的なところだった。生徒のため改善しようともがくメアリーに、ついに校長一家の最悪の暴力が襲いかかった時ーー月光の下にポニーテールの旋風〈せんぷう〉が奔〈はし〉った! ベストセラー小説家と〈怪物〉女剣士のヴィクトリアン伝奇アクション、意外なゲストも登場して新展開へ!!

〈舞踏設定協力・振り付け〉TAKAHIRO
プロダンサー。1981年生まれ。東京都出身。2004年に渡米し、ニューヨーク・アポロシアターのコンテストで9大会連続優勝を果たしプロデビュー。その後、マドンナのワールドツアー専属ダンサーとなる。’07年より日本でも活動を開始。欅坂46をはじめ多くのアーティストや、CMの振り付けを担当。滋慶学園COMグループの名誉教育顧問なども務める。

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メアリーの内なる怪物がイイ!

ああもう、どうしてこの人の漫画はこんなに面白いのでしょう。この時代の女とは、男とは、の固定観念がそれはもう胸糞悪〜く描かれ、葛藤しながらもそれを打ち破っていくメアリーとエルシィがなんとも爽快。それにしてもメアリーの内なる怪物、なんだかこう作家が心に棲まわせている執念みたいなものを感じますね。何かこう、書かずにいられない衝動のような。身に覚えがあります。
そしてこれまた筋の通った感じの好青年な息子も登場して、次なる事件ですね!ものすごく楽しみです。

#アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

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2022年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『黒博物館』3rdシリーズ第2巻。1stシリーズのウォルターがちょっと登場するシーンもあり、少し嬉しい。
事件の全てが過ぎ去った後のはずの、現在のメアリーが「まだ私は『怪物』に捉えられているのですよ…」と独白する辺りが、今後のポイントになってくるのだろうか。
物語の調子も、社会や登場人物の見せ方も、まだまだ序章といったところ。今後の展開を楽しみにしたい。

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2022年12月10日

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