【感想・ネタバレ】吉村昭の人生作法 仕事の流儀から最期の選択までのレビュー

あらすじ

『戦艦武蔵』『破獄』などの作品で知られる作家・吉村昭(一九二七―二〇〇六)は、公私ともに独自のスタイル貫いた。「一流料亭より縄のれんの小料理屋を好む」が、「取材のためのタクシー代には糸目をつけない」。「執筆以外の雑事は避けたい」一方、「世話になった遠方の床屋に半日かけて通う」。合理的だが義理人情に厚く、最期の時まで自らの決断にこだわった人生哲学を、吉村自身の言葉によって浮き彫りにする。


目次
第1章 毎日の暮らしの中で――日常の作法
第2章 これは小説になる、を探して――仕事の作法
第3章 生活の中に文学を持ち込まない――家庭の作法
第4章 食と酒と旅を味わう――余暇の作法
第5章 幸せだなあ、と毎朝つぶやいて――人生の作法

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 吉村昭が公的な記録をも信用せず、必ず現地に足を運んだ理由は、「活字になった記録があてにならないことを痛感しているからだ。」と、著者がこの本の中に書いている。この1カ所に付箋をつけた。
 吉村昭の小説が好きだ。小説の持つ雰囲気と、この「吉村昭の人生作法」に書かれた生き方は、しっくりと重なる。

0
2022年06月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 なるほど池波正太郎先生は、とか、山田風太郎さんは、とかという気分にならない。魅力の在処が見えにくい。

0
2022年08月18日

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