あらすじ
アメリカはなぜイラク攻撃を強行したのか、北朝鮮は何を望んでいるのか、パレスチナはどこに向かうのか。世界はめまぐるしく変動し混迷をきわめている。そしてわたしたち日本人も無関心ではいられない。その世界情勢を理解するには、少し前の出来事を知る必要がある。9・11以降、世界が注目する国や地域の現代史を取りあげた、大好評、池上彰の『そうだったのか!』シリーズ電子書籍版第2弾!
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Posted by ブクログ
前作『そうだったのか! 現代史』に続いて、現代史を通してさまざまな国際問題の本質を解説した本。
歴史を通して国際問題を原点を学べば、問題の本質を理解することができます。本書は前作に続き、現代史の視点から国際問題を読み解いています。
歴史を知れば知るほど、いかに「人間が学ばない生き物」なのかを実感させられます。しかし、そんなことに絶望せず、歴史に学ぶ人を少しでも増やしていくことで、未来をより良いものにできると信じています。
Posted by ブクログ
パート1に続き、またもや何十枚も付箋をつけてしまいました。この分かりやすさ、読者の興味を引く文章は本当に素晴らしい。
個人的には、北朝鮮、インドとパキスタン、東ティモールの章が目にウロコでした。
金日成はソ連から連れてこられたソ連軍の大尉だったとかね。
Posted by ブクログ
事実は小説よりも奇なり、とはよく言ったもので、知っていそうで知らない現代史の諸問題に関して、とても興味深く読めました。
非常に分かりやすく書かれているので、読んでいて苦になりませんでしたし、むしろ小説のように次の展開が気になって夢中で読んでしまいました。
内容は、イラクやアフガニスタン、北朝鮮や、核関連など。
このシリーズを読んでから新聞を読むと、新聞の面白さがぐっと増します。その出来事の背景や、個人や組織の相関図が分かるようになるからです。
現代史は難しくてどこから手をつけたら良いか分からない、もしくは、手っ取り早く現代史を浚いたいという人にはぴったりの入門書でしょう。
また、これらの諸問題はそれ一つで完結するわけではなく、他の問題と関係しあっていたりします。
そういった、歴史の繋がりを知ることも、歴史を勉強する楽しさをぐっと高めてくれます。
Posted by ブクログ
「核弾頭を減らす」と言ったら「いくつか破棄して(なくして)所有数を減らす」ことだと思っていたのに。
〃ミサイルの先から外すだけで、戦略核弾頭を削除したことになる〃
なんて。外して保管している現実ってなんなのでしょう。
京都規定所みたいな、ううん、それよりひどいと思うのは、私だけなのかな。
それにしても、知らないことがやっぱり多過ぎる。
ニュース・・・読んだり、観たりしているつもりなのに、うーん。