【感想・ネタバレ】しつけの知恵 手遅れにならないための100の必須講座のレビュー

あらすじ

本書の著者は、改めていうまでもなく、「頭の体操」で一世を風靡した多湖輝氏である。多湖氏は、「頭の体操」によって、売れっ子心理学者となったが、じつは氏にはもう一つの顔がある。それは、千葉大学付属小学校の校長を務めた、教育者としての顔である。本書は、その「教育者・多湖輝」と「心理学者・多湖輝」の両面から、子どもをよい子に育てるための「しつけ」について書かれたものである。したがって、100項目に及ぶ「しつけのヒント」の一つ一つは、子どもの心理を上手く利用した、効果的なものばかりである。たとえば、転んで痛がっている子どもには、「痛かったでしょう」ではなく「痛くないわね」と応じる。重大な注意ほど、ふだんより低い声で応じる。存分にマンガを読ませれば、マンガを読まなくなる、といった具合だ。よい子を育てるにはちょっとした工夫が必要なもの。子育てに悩むお父さん、お母さんに贈る「しつけのバイブル」である。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

多湖輝さんと言えば、私が子供のころから「頭の体操」というベストセラーがありましたが、心理学者で千葉大付属小学校の校長もされていたという経歴から、このような「躾け」に関する著書もあるのですね。掲載されている知恵は全部で100。心理学的に裏付けされており、自分の幼少時の経験から思い直しても、なるほどと唸る事ばかり。

0
2015年03月29日

「暮らし・健康・美容」ランキング