【感想・ネタバレ】世界の果ての恋 愛に戸惑う娘たち VIIIのレビュー

あらすじ

イギリスの名家、バルフォア家の長女として父オスカーを助け、妹たちの面倒を見てきたオリビアには、災難としか思えなかった。家の恥を明るみに出した罰として父から厳命されたのは、この世の果てにも思えるオーストラリアで働くこと。しかも父と関係の深い大富豪、クリント・マカルパインの下で。“その高い象牙の塔から下りてこいよ、氷のプリンセス”以前、そう言って彼女の身分と態度を皮肉った無礼な男だ。空港に着いた彼女を待っていたのは、むせ返る暑さとクリント自身。前と違って無精髭にラフな格好の彼は、私とはますます異人種だわ!そう思った瞬間、急に頭と体に血が上り……オリビアは気を失った。■〈愛に戸惑う娘たち〉もついに最終話。ラストを飾るのは、なんとHQイマージュの人気作家です。先月発売の『地上のエデン』でもこの上ない実力を見せたM・ウェイが筆をふるいます。野性的なヒーローと極上の風景に、ヒロインとともに酔いしれてください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

う~ん。このシリーズ全部読んだわけではないのだけれど読んだ中ではいまひとつ心がときめきませんでした。二人の想いの強さやいらだちや不安定さや時には傲慢さが感じられなかったかもしれません。長女としての重荷、責任感というものは、ストーリーの中から読み取れるしそのために形成されていった性格などもよくわかるんですけど。周りに出てくる魅力的な女性たちを生かしきれていないのが残念だしクリントをもっと前面に押し出してくれたほうが面白かったように感じました。とにかく、惜しいの一言に尽きる本でした。

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2013年07月23日

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