あらすじ
世界20カ国語に翻訳 日本語版緊急刊行 僕たちはどうすれば、感染症の世界的大流行=パンデミックのないコロナ後の世界を構築できるのだろうか。慈善家として20年以上にわたり世界の健康問題や疾病撲滅に取り組んできたビル・ゲイツが、最新科学とデータをもとに実現可能な希望の未来を提示する。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
パンデミックの原因、過程、防止のCOVID19の事例をまじえて説明
専門チームの開設やモニタリングの必要性を訴えている
IT企業の実業家がバイオに関する取り組みに着手していることにおどろいた
Posted by ブクログ
パンデミックなき未来へ 僕たちにできること
ビル・ゲイツが保険医療のエリアに対して財団を通した活動を行っているのは知ってましたが、財団が発展途上国の保健衛生の向上やHIVやポリオなどの予防に貢献しているといった具体的な内容は知りませんでした。
本書では、保険医療に関しての危機管理体制や予算、イノベーションが必要なエリアが語られています。
著者自ら書いていますが、内容的には楽観主義が貫かれ、テクノロジー偏重のイノベーションが中心話題となっています。
今回のCovidでのブレークスルーとなったmRNAワクチンの技術開発の話やあまり有効に機能しなかったアメリカのCDCの話など大まかなことは知っていましたが、より詳細に知ることができました。
反面、今回のスピーディなワクチン開発は事前に別の用途向けに開発が進んでいたmRNAワクチンの基本技術が確立していたという偶然が大きかったことや、科学的な知見に欠けた某大統領の災いやリスクに関しての知識欠如などがCDCがうまく機能しなかった根本原因であったことを考えると、テクノロジーが未来を救うとは到底考えられない気がします。
科学やテクノロジーはエビデンスや再現性などを第三者が確認したものをベースとなっているのに対して、政治や社会は間違った方向に進んでしまった時にそれをフィードバックする仕組みがないことが厄災を大きくしてしまうという欠陥を抱えたシステムなので、そこに何らかの改善を行わなければ明るい未来を想像することはできないと竹蔵は考えています。
まあ、間違った方向とは後出しじゃんけんで決まることなので、為政者から見れば間違った方向ではないという思考自体改善は難しいかなと思いますが・・・
竹蔵