【感想・ネタバレ】ソウルケイジのレビュー

あらすじ

多摩川土手に放置された車両から、血塗(ちまみ)れの左手首が発見された! 近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。死体なき殺人事件として捜査が開始された。遺体はどこに? なぜ手首だけが残されていたのか? 姫川玲子(ひめかわれいこ)ら捜査一課の刑事たちが捜査を進める中、驚くべき事実が次々と浮かび上がる――。大ヒットシリーズ第2弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリーとして楽しめるだけでなく、お父さんたちの複雑で深い想いが詰まっていて、そのぶん一作目よりも私的に心に刺さるものがあった。
最後一瞬だけ、「おやっさんもしかしたら生きてるの…!?」と希望をもっただけに切ないラストだった。
痛くて苦しくて、寒くて臭い場所でひとりぼっちで、彼は何を想って死んでいったのか…
生きて、幸せに暮らしてほしかったなぁ…

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2025年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

序盤に出てきたホームレスらしき人物がまさかまさかのってラストは驚きましたし、バラバラの死体は落ちこぼれヤクザと思ってたのでこれまたやられました。

さすが面白いですね!姫川と菊田、日下のキャラも立っていて凄く良かったですね。

インビジブルレインも楽しみだ!

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2025年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

姫川シリーズ2作目。
進み方としては三島が犯人なんじゃないかなと思わせるミスリードな展開。
壮絶な人生を歩み歯車の狂った物語。
一つの弱みを隠していると、どんどん関係者が増えてくると隠しきれなくなってくる。
これ、胴体捨ててなかったら完全犯罪だったのでは。
姫川と日下は良いペア。
今回はこの2人がメイン。
菊田パートは個人的には不要。
三島は今後どうやって生きていくのか。
終盤の方になると犯人も被害者も分かってくるのだが、書き方が上手なのか最後までハラハラして読めました。

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2025年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

姫川玲子シリーズ第2弾を再読。
最初に読んだ時もドラマを観た時も『強い父性』に引き込まれ高岡が左手を自ら落とす場面は今でも思い出す程の衝撃を受け、それでもやっぱり感動した。
DNA検査の件は若干腑に落ちない所はあるものの、ストーリー展開は凄く良かったと思う。犯罪は犯したのだが高岡と耕介にはこのまま細やかな幸せを掴んで欲しかった。
日下の父親としての一面や玲子の父が抱いている葛藤と娘への愛情も描写され、やっぱり原作を読まないとと認識。
玲子が思い出す父親の行はちょっと共感してしまった。
大筋とは全く関係ないが玲子と菊田がここまで急接近していたんですね。

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2025年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高岡こと内藤彰一が、血の繋がらない息子・三島耕介を守るために自らの手首を切り落とし、命を賭して工作した「父性」の凄まじさに圧倒される。
しかし、真相が暴かれたことで保険金が下りなくなるという救いのない幕切れには、やりきれない虚しさが残る。
自己犠牲の果てにある残酷な現実を突きつけられる、非常に質の高い物語だった。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

会話の部分は一人分で改行しているので白地の部分も多く、眠くなる暇がなく読み終えた。軽く面白かった。前作の「ストロベリーナイト」ほどのグロテスクさは薄味。
警察内部の話で紅一点の姫川刑事がいい。それに絡む年上の部下から監察医、そして背景では、組織の闇の部分に落ちていく警官など、前作は衝撃的だったが面白かった。
前置きが長くなったが、その「ストロベリーナイト」の数ヶ月後に起こった事件だ。


多摩川の土手に放置されていたライトバンから左手首が発見された。
だがほかの部分は見つからない。姫川班も動員され、周辺の捜査が始まる。
事件現場は確定したが、捜査は進展しない。

調べていくうちに、建築工事の関係者らしいということがわかってくる。

そして、事件の関係者の生い立ちがそれぞれ一人称で語られる。

身寄りのないものどうしの結びつきや、建設工事の裏や表、過去に地上げ屋のために苦しんだ家族のこと。

極貧の借金生活を清算するために、生命保険を当てに死んだ親を持つ若者のその後。
父親の自殺現場にいて助けられなかった贖罪の意味で若者を援助し、育ててきた過去のある男。

そういった人たちの話が絡んで、複雑な歯車がまわりだし、警察もそれに巻き込まれる。

生活のために命がけで金を工面する生き方。
それを食い物にするやくざ。
そこに生まれていく憎悪。
一方同じ境遇のものが強く結びついて、事件の謎を深めていく。

前作の猟奇的な面は少し陰を潜め、底辺で暮らしている恵まれない星の元に生まれた人たち。
その哀感が漂う生き方が事件を招き、最後にすべてが明らかになる。

捜査本部のお馴染みユニークな人たちは、姫川を中にして面白く、次第にそれぞれの生活も語られる。この息抜き的な空間があり、重い現実と平行して解決へのスピード感が増し、読む速度が上がる。

面白かった。

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2026年02月08日

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