【感想・ネタバレ】なぜ男女別学は子どもを伸ばすのかのレビュー

あらすじ

東大合格者数トップクラスの大多数が男子校/女子校である。言語能力に優れ成熟の早い女子、空間認知能力が高く集中力のある男子……それぞれの特徴に合った教育が、子どもの能力を最大限に高める。男女別学が子どもを伸ばす理由と指導ノウハウを解説する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

男子校・女子校の優位点を挙げていくというよりは、男女の性差を知り、その差に合わせて教育を考えていくことが重要、というのが一貫した主張であり、それに尽きる感じ。
共学出身者からすると、異性のことしか考えていなかった中高時代を思い出し、別学のよさを感じずにはいられない。
男子のことを女性の先生はわからない場合がある(逆も)、男女間では脳や感情の発達、嗜好などがそもそも違うということを理解して教育に当たる必要がある、など納得感のある話も多い。

《家庭でできる男子の勉強法》
1、「話は目で聞く」〜まずは目と目を合わせる
2、「一時に一事の原則」で短く、簡潔に
3、どうしても伝えたいことは復唱させる
4、興味のある話題を選ぶ
5、できるだけ表情豊かに話す
6、ものを使う
7、絵や図を有効に使う
8、能動的に活動させて、メリハリをつける
9、絵本や物語の読み聞かせをする

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2012年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分自身が別学出身なので、タイトルに惹かれて手に取りました。
子どもたちは2人とも公立中学(共学)に進み、高校は共学と別学に分かれました。
女子校に行った娘の学校の居心地の良かった事!
個人の性格もあるでしょうが、別学もいいのではと思います。
最近読んだ本からも、中学時代の異性の意識の仕方はハンパないなあって思うから。

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2011年08月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
東大生に、女子校・男子校出身者が多いのはなぜか?
言語能力に優れ成熟の早い女子、空間認知能力が高く瞬発力のある男子、男女はそれぞれの特性に応じて、別々に教えたほうが、教育効果が上がるのだ!
本書は、子どもを伸ばす「男女別学」の秘密と家庭や共学校でもできる指導法を公開。
「わが子の教育で後悔したくない」すべての親と、学校の先生に読んでほしい一冊。

[ 目次 ]
はじめに―男女別学は教育効果が高い
第1章 男子と女子は違う
第2章 男女別学の利点
第3章 学力面での効果が高い男女別学
第4章 男女の特性に応じた全人的な教育
第5章 欧米で増えつつある男女別学
第6章 男女の勉強法のヒント

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女性は言語能力が高い→脳梁が太いから だから国語が得意
男性は空間認知力が高い→情報処理を頭頂葉で行うから(女性は側頭葉)
 だから図形問題が得意
女性は聴覚に優れている→ADHDは男性に多い、話しかけ方が大切
男性は動くものが好き、女性はカラフルなものが好き
 だから男性は電車や飛行機を女性は人形や花を好む
女性は音韻メモリー、男性は視空間メモリーが発達している
 だから女性には言葉での説明、男性には図解での説明がわかりやすい
男性は感情の言語的処理が苦手
 だからうまく言葉にできないことも多い
女性は読解力が優れている、男性の方が言うことを聞かない
女性は悩み事を友達に相談するが、男性は一人で解決しようとする

男女別学のメリット
1男女の特性に応じた教育が受けられる
2男女の異なる成長ペースに対応した教育が受けやすい
3異性の目を気にしないで、のびのびと学習に集中しやすい
4女子はリーダーシップを発揮でき、男子は女子任せにしないで雑事もできる
5一生付き合える友達に多く出会える
6教師のサポートを受けやすく模範にしやすい
7学力が向上する

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2018年12月28日

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