【感想・ネタバレ】きみが世界を変えるなら 「わたしの物語」を生きるのレビュー

あらすじ

「学校での人間関係」「家庭の問題」「病気」「障害」「いじめ」そして、「差別」などで悩んでいる子どもたちは少なくない。もしかしたら、きみも、そんな一人かもしれない。でも、きみにはそんな状況を変える力がある。きみは、その力に気づいていないだけだし、どうやったら状況を変えることができるか、そのやり方を知らないだけなんだ。これまで、多くの子どもが世界を変えてきた。この本で、きみに、その力と方法を伝えたい。

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Posted by ブクログ

とうとう3作目です。
本作はいかに自分の意志で選び取った道を歩んで行くか。夢なんて大それたものでなくとも、色々体験して楽しいと思える事を夢中にやるべきだという本です。
大人になるとベターだと思われる人生が薄っすら分かる為に、どうしても子供に意見を押し付け気味です。子どもの頃の事考えると、自分の意見より大人の考えの方が正しいと思っていたし、逆らっても良い事なんてないと思っていたのは確かです。
でも、子供にもやりたいことはあるし、意見だってありました。声に出して大人に分かってもらうというのは大事な事ですね。自分だって子供から真摯し言われたら何とかしてやりたいと思うもの。
時が解決しない問題「いじめ」「虐待」「貧困」等は大人を頼っていいんだ。それは逃げる事にはならない。よりよい人選を選ぶためにとにかく声を出して欲しい。そう繰り返し語る石井光太の言葉は信じられる。是非この本を通じて救われる子供が居て欲しいものであります。

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2019年02月28日

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