あらすじ
選ばれた者しか読めない魔法の本<サロモンの書>と
ものいうネズミ、パルメザンとともに旅にでた少年ノア。
たちよった街は、かつて魔女狩りがおこなわれ
いまは、新女王来訪にわきたっていた。
ノアは、そこででなぞめいた女性に出会う。
『青の読み手』からつづく
1冊の本をめぐり紡がれる長編ファンタジー第2弾。
「悪用されるくらいなら、サロモンの書は
永久にうしなわれたほうがましだ。
悪魔を呼びだせる書物には、世界をほろぼす力があるのだから。」
(ちっ、そうきたか。)
ノアは、すばやく考えをめぐらせた。
(本文より)
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Posted by ブクログ
『青の読み手』シリーズ第2弾。
サロモンの書に浮かんだ『ナントの魔女』という言葉を頼りにパルメザンと旅に出たノア。途中、かつて魔女狩りが行われた街に立ち寄る。その街の権力者はある陰謀を企てていた。
魔女狩り、拷問など恐ろしいワードも出てくるが陰謀に立ち向かうノアやパルメザンにハラハラドキドキして2作目もとても面白かった。伏線もあって楽しめた。
ノアがなぜサロモンの書を読めるのか?はまだ明らかになってないし、今後の修行やノアをよく思ってない人々からの扱いはどうなるのか⁇
謎はたくさん残ってて今後も非常に楽しみな作品。
Posted by ブクログ
先日、『青の読み手』を読み終えて、まさか続きが出ていたことを知り、そのままの勢いで読みました。こういうお話好きだな〜
今回は街を出てナントの魔女を探しにいくお話。
ノラの賢さやずるさが、ただ正義まっしぐらな主人公でなくて、それもいいポイント。
セシルも正当なおとなしくて品のある女王ではないところがいい。
まだ続きそうな展開に今後が楽しみです。
Posted by ブクログ
面白かった。
ちょうどいいボリュームの児童向けファンタジー。
未熟な主人公が、ブレずに自分の正義をもって、つまづきながら成長していく姿に好感が持てる。
そして”悪”の正体がちらついている感じも、今後の展開がどんどん膨らんでいきそうでこちらにも期待。
あまり長くなりすぎないで欲しいけど(笑)、シリーズの今後が楽しみ。