あらすじ
離乳食の時期は、疲れもイライラもマックスになる時期。
そんな大変な時期に、さらに大変な思いをして
離乳食を手作りしなくてもいいんです!
離乳食作りから解放されれば、ママの笑顔が増えます。
ママの笑顔が増えれば、子どもはもっと笑うようになり、
夜もよく眠るようになります。
栄養面で不足していたものが満たされ、
情緒が安定すれば、元気で賢い子が育ちます。 (「はじめに」より)
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Posted by ブクログ
市販BFをはじめから使用することへの罪悪感から解放してくれる本。
作らなくてもいいというより、「作らないほうがいい」というニュアンスを感じた。
衛生面や外出時の利便性、栄養バランスの面からBFを活用していきたいと思った。
Posted by ブクログ
「子育ては、楽に、楽しく、安全に」
完全同意でした。笑
内容を大まかにメモ。
・離乳食は栄養バランスの面で市販が良い(特に不足するのは鉄・亜鉛)
・離乳食に手間ひまをかけて、ストレスになるなら市販品でニコニコに
・市販だと保存もしやすい
・Gerber社の離乳食(ライスシリアル)はおすすめ
・子供の胃の容量は30ml/kg
アレルギーに関しては、最新研究と少し相違あり。
実際やるとなると、お粥は手作りになると思うから、栄養補完を意識しなきゃと思います。
次は栄養素について勉強しよーっと!
Posted by ブクログ
ベビー雑誌で毎号のようにいかに手を抜くか特集されている離乳食。手抜きレシピでさえ毎日続けるのには面倒で、こんな面倒なことを世界の人たちや昔の人たちはやっていたのだろうか…という素朴な疑問を持っていた。
この本に載っている海外のお店のベビーフードコーナー(すごいボリューム!)の写真を見て、「な~んだ」と思った。さすがに全食ベビーフードだとわびしい気持ちになりそうなのでこの本通りに実践はしていないが、それでも良いと小児科医が書いてくれているのは心強い。
この常識のギャップがどう生まれているのか気になった。保健所、ベビー雑誌などでは「基本は手作り、手抜きもしよう、たまにはベビーフードにも頼ろう」と言っている。厚労省のガイドラインで手作りの方が好ましい、ベビーフードは「上手に活用」とも書いてある。みんながせっせと離乳食づくりに励むのは、おそらく厚労省のガイドラインが発端かと思われるが、このガイドラインは世界標準と同じなのだろうか…?
Posted by ブクログ
「離乳食は作らなくてもいいんです。」というインパクトあるタイトルと、著者が小児科医のママであることから、話題の一冊。友人に勧められて読んでみた。
字が大きく、文章量も少ないし、内容も難しいものはなく読みやすかった。
離乳食は手作りしなければならない、市販のベビーフードを使用するのは手抜きをしているようで罪悪感がある、という親は多いが、離乳食期の子どもに必要な、エネルギー、鉄、亜鉛、ビタミンA、ビタミンDを不足することなく効率的に摂取するには、手作りより市販品だと明言してくれる。
そして、市販品の方が手作りよりも衛生面・安全性が保証されているとはっきり言ってくれるから離乳食作りに悩む親には心強い。
また、慣れない離乳食作りに手間をかけて子どもを放置したり、せっかく作ったご飯を残したり投げたりされてストレスを抱えたりするくらいなら、市販品を活用してもっと子どもとゆったり、楽しく食事を楽しもう、と心を楽にしてくれる。
離乳食に悩む親にはオススメしたい。
(既に離乳食作り・子育てを経験し、市販品を活用している親にはあまり目新しい情報は無いかもしれない。)