【感想・ネタバレ】だらしない夫じゃなくて依存症でしたのレビュー

あらすじ

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「お役所による依存症啓発マンガ」なのに、夢中で読んで泣いてしまう。
―能町みね子

あなたが病気だと知ってよかった。
だって、私たちは家族だから。

WEBで話題沸騰!
あの依存症啓発漫画が待望の書籍化!

アルコール依存症の夫と、その妻。
苦悩と葛藤の日々、
回復への道のりをすべて描いた
感動の長編コミック。


アルコール、薬物、ギャンブル。
依存症は誰もが経験しうる病気であり、
そして回復できる病気です。
もしも大切な人が依存症になったら、
あなたはどんな言葉をかけますか?

◎書籍化特典
【著者渾身の描き下ろし50p超!】
WEB版では描き切れなかった「家族の対応」「スリップ時の対処法」等を盛り込み、
描き下ろし総ページ数は50p超!

【全国の依存症相談窓口/自助グループのご紹介】
全国の依存症相談窓口/自助グループの連絡先を収載しています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

依存症の恐ろしさを痛感した。
アルコール依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症。
自分とは無縁の世界だと思っていたがいつ誰がなってもおかしくないんだな…。
やり場のないストレスに苦しんだり、同調圧力に負けたり、入り口は些細なこと。
ただ一度手をつけてしまうと悪循環に陥り、本人の力だけじゃなかなか抜け出せなくなる。
またアルコールや薬物は脳だけじゃなく身体全体に負担がかかる。
(ギャンブル依存症は身体的な負担はないがそれ故に表面化しにくい)

依存症によって脳が変質し犯罪に手を出してしまう人は少なからずいる。
そうなってしまう前に周りがいち早く気づき本人の事情と向き合いながら改善していくことが重要だと思った。
依存症の人に必要なのは反省ではなく治療。

0
2024年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これもすすめられて。
アルコール依存を中心として、薬物・ギャンブルなどいろんな依存症を取り扱っていて、出てくる人の立場も様々で、幅広い読者層に訴えかけられるのはもちろん、依存症という病の本質をはっきり示そうとしているのが伝わってきた。
作者自身がサバイバーでありながら、この漫画では家族を主人公として描いているところもバランスの良さに寄与しているだろう。
単一の依存症を扱ったものと比べて読み応えがあるので、一気読みは大変かも。でも当事者、家族、支援者(やいずれそうなるかもしれない人)の入門として役に立つ一冊。

0
2020年04月27日

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