【感想・ネタバレ】さよなら絵梨のレビュー

あらすじ

私が死ぬまでを撮ってほしい――病の母の願いで始まった優太の映画制作。母の死後、自殺しようとした優太は謎の美少女・絵梨と出会う。2人は共同で映画を作り始めるが、絵梨はある秘密を抱えていた…。現実と創作が交錯しエクスプローションする、映画に懸けた青春物語!!

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ネタバレ 購入済み

3連覇?

今更ですが、「チェンソーマン」、「ルックバック」にハマりこちらも読みました。最高でした。

1番はストーリーとヒロインの魅力ですかね。惹き込まれます。
また、構成の解釈は人によって全然違うと思います。
私は最初から最後までがすべて創作に一票です。理由はここでは書きませんが。人の解釈を見て考えさせられたりするのも面白いです。
とにかく一冊で充分に楽しめる作品でした。

ということで、藤本先生、そろそろ映画撮ったらどうですか?

#切ない #感動する #エモい

1
2022年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近チェンソーマンに爆ハマりしていて、こちらも読んでみた。
映画のような演出、創作論、人間の醜さ、亡くなった人を美化して本来のその人とは違った形で愛することへの肯定という優しさ、ボーイミーツガール、思いもよらない展開…どれも藤本タツキ先生のエッセンスに溢れていた。
読み心地は純文学作品のよう。それぞれの要素からいろんな考察ができるけれど、人の悼み方を事情も知らず否定するべきではないと思った。優太の悼む形は、誰がなんと言おうと最高の爆破だったんだろうと思う。
映画愛も溢れる作品。映画を一緒に見まくるのがタツキ先生の思う最高のデートなのか?そして作品を面白いと言ってもらえることが、最高の愛情表現なんだろう。
この作品も映画化してくれー!ブチ泣かせてくれ!

0
2025年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ルックバックより映画化すべき。
ストーリーの中で一度も母や絵梨の悪い部分は描かれてなくて、コマ割りが最初から最後まで四角四分割だったので一つの映画を見せられていたということ。お父さんの発言からラストシーンへの伏線が気持ちいい。

0
2025年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

島崎和歌子さんが出てきませんが、厩火事や粗忽長屋くらいオチがズバッと決まって全身の毛穴が開きました。

0
2024年08月25日

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ネタバレ

この本はオチというものをうまく使った話だと思う
一つ目の映画は胸糞悪かったと言われながらも自分の作りたかったものを作ったのにたいし二つ目の映画は綺麗に終わるものの自分の作りたいものをつくらず三つ目の映画はちゃんと自分の作りたかった映画が作れてそうでよかった

0
2023年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後のファンタジーのためにあった、映画を撮る撮影者とヒロインの母と絵里の話。


起:闘病生活を撮って欲しいと母から言われる優太。それから自習制作映画を作成する。しかし映画の最後のシーンで母の病院を爆発させるシーンが学園祭で流され、大きな批判を受ける。優太は落ち込み自殺を図るも、屋上で絵里と出会い、廃墟に連れられ、映画に惚れたと言われ、批判をした奴らを見返す映画を作ろうと持ち掛けられる。
承:1年間は映画を毎日見るからと、絵里と生活を共にする優太。今度の映画のヒロインは絵里。ファンタジー要素として絵里は吸血鬼という設定。順調に映画作成は進行するが、ある時絵里は倒れてしまう。
転:絵里が病院に送られた。優太の映画で母に感情移入したと告げられ、死ぬ様子を撮って欲しいと言われる。家に帰り父から母の最後の様子を撮ったものを見せてもらう。母は優太を貶していた。優太は母の悪いシーンを編集して素敵な母として映画に残していた。優太は絵里に最期を撮ることを告げ、絵里の望み通りのみんなをブチ泣かす映画を作成する。友人から感謝を言われる。
結:優太は絵里の映画の編集を続け、気付けばおっさんに。ある日、運転中事故を起こし家族が自分以外巻き込まれた。死ぬ前に思い出の場所に行くと廃墟へ向かうと、そこには絵里があの時のままの姿でいた。吸血鬼はファンタジーでは無かった。絵里はファンタジーがひとつまみ足りないと、優太に告げる。優太と絵里は互いにさよならと、伝え廃墟から出る。優太は廃墟を爆発させて絵里に背中で見送った。おわり。

0
2023年05月13日

ネタバレ

見た後の初めて味わったこの感覚

こんなの見たことない
レビューで見た後の気持ちが表せないと書いてあったけど確かになんか変な感覚になる

藤本たつき先生が描く女の性格が魅力的でわたしは大好きです。。

結局綺麗な部分だけ写していて実は薄汚い一面があるのもとても面白かった。

でも一番驚いたのは見た後の感覚を味わえたことが良かった

この余韻がとても心地いいです。
最後は意味わからんかったけどそれでいい

言い表せない気持ちになるから感情タグが選べない

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2023年05月12日

匿名

ネタバレ 購入済み

藤本タツキ先生らしいストーリーでした。
最後まで展開が読めなくて、面白かったです。
是非映画で見てみたいです。

#切ない #深い

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2023年04月05日

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ネタバレ

藤本タツキの著作の中では、穏やかな話だった。
著者の画面に対する人物の収め方が非常に美しいことを再度確認した。映画のように効果的に光を用いているのが印象に残った。

0
2023年01月23日

匿名

ネタバレ 購入済み

最高じゃあないっすか...

この作品をマジで映画として作ってほしいと思いました。

爆発オチなんてサイテー!!(訳:最高じゃあないっすか...)

#笑える #泣ける #シュール

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2022年10月13日

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ネタバレ

終始4コマ区切りで描写が進むのが新鮮。絵梨と主人公の想定通りことが進むのかと思いきや、絵梨をはじめ家族3人の新たな死に直面して予想とは違う方向に着地した。撮影と身近な人間の死、主人公の自殺がループしているように感じた。

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2024年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どうしてか、何度も何度も読み返したくなる作品。
映画を扱った作品だからだろうか、最初から最後までが一つの映画のようだし、何本も映画を見たようでもある。
携帯で撮った映画を見ているようなコマ割りも印象的。
あのラストってなんなんだろう。
不思議なラストだった。
どういうことか説明してほしいような気もするけれど、何も聞きたくないような気もする。

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2023年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読切一巻で終わらせるのが勿体無いというか
ほんと、漫画を読んでいるというよりも
映画を見ているような感覚の方がつよくて
でも映画だとちょっと違うんだよな?!

いや、私はただ単にチェーンソーマンが
好きだっただけなのかもしれないけど、笑

その混沌とした迷いや叫びとか。
不思議だなぁ藤本先生の絵は、上手いはずなのに絵だけで見ると登場人物の感情がとても読み取りづらい。

でもそれ以上のストーリー性があって、まるで絵はストーリーの後から付いてくるような印象で、映画に近いんだけど漫画。その絶妙な世界線がとても良い。

はじめから読切一巻で語るぞくらいのポテンシャルだったならこれで十分100点なんだけど、映画だったら1時間もしないくらい、漫画なのに映画としての評価も入ってきてしまっているのが不思議。

良い感じの間。漫画で映画を創り上げられているのだから、もっとだらだらと、さらに掘り下げて迷って間違って意味わからなくなって、どうしようもなくなって2時間の漫画映画を作ってほしかったなという、私の超偏見まみれの、わがまま故の感想です

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2025年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

悲しいような、
でも、笑わせてくれるような。
ずーっと、縦に4コマで進んで、
最後に悲しくなりそうで、
悲しくならない。

美人な吸血鬼に合ってみたい。

0
2023年04月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
私が死ぬまでを撮ってほしい──病の母の願いで始まった優太の映画制作。母の死後、自殺しようとした優太は謎の美少女・絵梨と出会う。2人は共同で映画を作り始めるが、絵梨はある秘密を抱えていた…。現実と創作が交錯しエクスプローションする、映画に懸けた青春物語!!

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

一貫して「スマホのカメラを介して世界を観ている」という作りだったのが新鮮でした。ずっと一つの映画を観続けているような不思議な錯覚に陥ります。どこからどこまでがフィクションなのかわからなくなる…(いや、漫画だから全部フィクションなんだけどさ)
最後に爆発させたところで、この作品における「爆発」の意味が何なのかが気になりました。嫌なことから逃げるため?と思っていたのですが、それでは最後の爆発はしっくりこないなあ…。いや、母親の映画を撮るのが嫌だったのと同様に、絵理と撮る映画も苦痛だったのかな…。

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2023年01月18日

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