あらすじ
言っておくが、私の愛は重いぞ
結婚式から攫われた花嫁は、大国の王の手によって淫らに解き放たれて――!?
「これで、そなたは私のものだ」王太子との挙式の日、大国の王アシュラフに攫われ、彼の寵妃にされてしまったラシェル。祖国の行く末がかかった役目を奪われ、毎夜与えられる濃厚で激しい快楽に眠っていた自身を暴かれていく。だが、独善的だと思っていたアシュラフはラシェルを「我が姫」と呼び、驚くほどこまやかな溺愛で甘やかしてきて……?
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マルフィアの木の下で
攫われる、それは奪うではなく救うもの。
尊大で豪快なヒーローに翻弄され、頑なだった心が綻ぶ。今までの努力を否定されたと感じるヒロインの気持ちが痛いほど伝わったからこそ、その変化が嬉しくて。
ヒロインの事が大好きでたまらない猛獣のわかりやすい愛情表現も重くて良かった。