あらすじ
「犬コロと仕事のどっちが大事なんだ?」ワンマン社長の南野は、愛犬が病気で定時に帰ろうとする部下に激怒する。だが、これを機に社員一同の不満が爆発し、逆に孤立することに。そんな中、ひょんなことからゴールデン・レトリバーの子犬を飼うことになった彼は、その子犬“パステル”の純粋さに触れることで変わり始め、彼らはソウルメイトになっていくが……。愛犬が著者に注いでくれた無償の愛が起こした、数々の奇跡を基にした感動のストーリー。「作家生活二十四年、百作近い著書を生み出してきた私が完成した原稿を読み返して初めて涙した」――ペットロスからの希望を描く一番泣ける犬小説。
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Posted by ブクログ
南野
「港南制作」の社長。→「この動物専門の制作プロダクション「アニマルスターダム」の社長。
パステル
南野の隣家の斎藤が飼っていた犬。入院することになり預かる。
聖
南野の妻。愛想を尽かして家を出た。
工藤達樹
中性的なルックスとモデル並みのスタイルで同世代の男優の中では圧倒的な人気を誇る。
中島
工藤のチーフマネージャー。
黒岩
港南制作のチーフプロデューサー。
久保田賢
工藤以上に人気と実力を兼ね備えている七歳年上のトップ男優。
夏川巧
十年前に一世を風靡した俳優。業界最大手「ゼウスプロ」。
佐野渉
ディレクター。三十歳と若いが、ベテラン俳優の演技に臆せず注文をつける度胸がある。
三橋加奈
AD。
吉永
プロデューサー。
仁科
ゼウスのチーフマネージャー。
別所
ゼウスプロの社長。
藤城
港南制作の専務。南野と同い年で、高校時代からの付き合い。
篠原かんな
日本アカデミー賞で新人俳優賞にノミネートされた、いま最も勢いのある新進女優。
マリ
吉永が飼っているトイプードル。
橋本そら
AD。
島原
『タッチダウン』の社長。港南制作と友好関係にある同業者。
山神
桜テレビの制作部長。
斎藤清次郎
南野の隣家の老人。パステルの飼い主。
横田
斎藤の甥。
石黒
『アクアエージェント』で工藤の現場マネージャーを担当。
千田
ゼウスプロ。
篠宮
日東テレビの編成部長。
近江明人
八年前、驚異的な数字を叩き出したモンスタードラマ「刑事一直線」の主役。続編への出演を拒否している。
三村
パステルを譲渡してもらう。が、南野に返却する。
島内
近江明人のマネージャー。
三木修平
近江と同じ事務所の中堅俳優。近江の妻の弟。
山岡
獣医師。
白井奏
ペットショップ勤務。柴犬「茶太郎」の飼い主。→「アニマルスターダム」の専務。
棚橋
アニマルスターダムのAD。獣医師を目指していたが、動物の身体にメスを入れることができずに断念した心優しい男。
須崎
照明。中野のアニマルスタジオ専属の照明スタッフだったが、不況で倒産の煽りを喰らい失業し、「アニマルスターダム」の求人広告を見て応募してきた。
国村
「アニマルスターダム」の最年長スタッフ。昆虫や節足動物のドキュメンタリー番組を専門に作る制作会社に勤務いていたが、スズメバチの生態の特集番組の素材撮影をしているときに、全身十数ヵ所刺されて瀕死の重症を負ったことがきっかけで転職を決意した。
川島
動物プロダクションの男性スタッフ。
黒崎
東日本動物医療センターの獣医師。
花井
看護師。
日野
看護師。
宮沢茉奈
デビューしたての十七歳の新人女優。
ロビン
雄の五歳のゴールデンレトリバー。犬猫専門のプロダクションのタレント犬
吉川
「ワンニャンプロ」という犬猫専門の芸能プロダクションの社長。
Posted by ブクログ
芸能関係の世界も描かれており、強みをいかして書いておられるということと、ストーリーの内容はそこまで過激ではなくノンフィクションに近い感じ、この2点があとがきをみる前の率直な感想。