【感想・ネタバレ】偽装通貨のレビュー

あらすじ

法整備の抜け穴を見つけた男が、ゲームオタクと編み出した新手のビジネスとは? ダイヤモンド経済小説大賞受賞作家が描く、驚愕のエンターテイメント小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

企業などが発行するポイントカードのポイントや、航空会社のマイルが普及した現代でそのポイントやマイルが換金されることで通貨と同等のものになってきているということを題材にした経済ミステリー。
設定や着眼点は面白かったが、ラストはちょっと尻切れトンボ的な感じがした。

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2015年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

○新潟県出身で、時事通信で記者をしていた相場氏の著作。
○電子マネー、ショッピングポイントといった、擬似通貨について、法整備の不備を突きつつ、周囲に渦巻く利害関係に鋭く切り込んだ作品。
○テーマ設定が斬新で、他の作品同様、フィクション・ノンフィクションの間が極めて近く、著者の徹底した取材の痕跡を伺わせる。
○複数の業界の内部情報についても丁寧に書かれており、とても興味深く、引き込まれる。一方、登場人物の場面展開が頻繁に行われるため、臨場感はあるものの、読んでいて少々疲れる。
○複線の張り方がちょっと見え見えな感じがするのがやや残念。

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2013年11月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

銀行、サラ金、テレビ局、アナウンサー、将棋クラブ、近代○クザ、秘密兵器、ドラえ○ん、様々な要素が絡み合って、面白かったです。
家族を養う為に選んだ再就職先、親族の無理解、津波、法律の穴、悪であっても、裁かれない悪、妙にリアルでやるせないです。

この妙なリアルさが相場さんの持ち味ですかね。
参考文献に「ハチワン○イバー」が入っていて嬉しかったです。

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2013年01月10日

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