【感想・ネタバレ】闇の歯車のレビュー

あらすじ

川端にひっそりとある赤提灯で、互いに話すこともなく黙々と盃を重ねる4人の常連。30過ぎの浪人と危険なにおいの遊び人。白髪の隠居と商家の若旦那。ここに4人を〈押し込み強盗〉に誘う謎の男があらわれた。そして、それぞれに関わる女達。誰が操るのか、皮肉なさだめに人を引き込む、闇の歯車が回る。

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Posted by ブクログ

登場人物たちの人生の歯車が予期せぬ方向へ回っていく。はらはらどきどき。面白くてあっという間に読み終えました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

藤沢周平の初期の少ない長編のひとつ。
4人の男たちが、消えてしまった恋人、別れられない愛人や、病気の妻、などのしがらみから押し込みを働くのだが・・・。この作品も初期のものであり、全体に非常に暗いトーンで物語が流れていく。登場人物の一人一人が暗い影を持ち、題名のごとく闇の中にいる。一方すさんだ姿でありながら、どこか人間的なところが残っており、そのことによって救われている

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2017年11月16日

Posted by ブクログ

この時代は病だけじゃなく、いろんなことで死が近かった。
あの600両はどこへ?
もしかしたらこういうお金が「埋蔵金騒ぎ」の元になっていたりして。

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2011年07月18日

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