あらすじ
「余が欲しいのはそなただけだ。」
母の身分が低く、王女として遇されていなかったにもかかわらず、突如、姉姫の代わりに十二歳で月戴国皇帝の後宮に差し出されたトゥーラ。武勇で恐れられる皇帝の憂炎は、彼女の歌声を気に入り、腕に乗せて子どものように寵愛する。「どうしてこんなに可愛らしいのか。頭からまるごと食べてしまいたくなるな」それから六年、美しく成長したトゥーラは、新床の儀で憂炎に愛されることになり――!?
書き下ろし番外編も収録!
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
感情タグBEST3
溺愛されてます
首切り皇帝と恐れられているヒーローが、小さなヒロインをメロメロに溺愛してます。ヒロインを守って支えるヒーローが、カッコ良かったです。
ただこれ以上ヒロインに嫌われたく無いからと言って、6年間も一度も顔を合わせずにいられたヒーローが理解できなかったな〜。ただのヘタレだったんだろうか?笑
可愛すぎる嫁
ヒロインは謙虚で外見も発言もカワイイ!そんな人質の姫に首刈り皇帝はもうメロメロ。勘違いでヒロインの内心の浮き沈みがあるものの、そうストレスなく読めます。
始終、「嫁、カワイイ」の雰囲気が漂ってます。もう少し「嫁、カワイイ」を減らして、ストーリーにドキドキ感があったほうが好みかな。
冷酷な皇帝と敗戦国の皇女のヒロイン。試し読みではすごく好みの話に思えましたが、
首切り皇帝なんて通り名があるわりには、デレデレのデレの皇帝でした。
盛り上がりもなく、いや途中でヒロインが誘拐されるという件もあったのですが、簡単に皇帝が助けに駆け付けるし、その場面でもヒロインの身を心配するより再会を喜ぶだけだし、実は誘拐も皇帝が仕組んだものかと勘違いしそうになりました。ストーリーを楽しむより、デレデレとイチャイチャを重視する人向けですね