あらすじ
すべての日経読者必読の書! GDPの意味を本当に知っていますか? GDPは国内総生産――正解です。では、国内総生産の定義は? 日経新聞に毎日登場するさまざまな指標は何を意味しているか?数字の正確な定義と関連性をきちんと理解して、世の中を見通す「数字力」を鍛えよう! 【著者から一言】 月曜日の日経新聞には「景気指標」という「宝の山」が隠れていることをご存知ですか? この面を継続的にチェックして、数字と数字を関連づけて考えると、経済ニュースをより深く、立体的に理解できるようになります。ぜひ本書で「景気指標」を勉強してください。日経新聞がきっと面白くなりますよ!
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Posted by ブクログ
日経新聞の見方が変わる本。重要なことは数字に表れる。
自分自身の数字を読み解くための基準を決めて、定点観測して、仮説を立てて検証していくことが大事である。
Posted by ブクログ
日経新聞のマクロ指標の読み方と経済動向との結び付け方を基礎から学ぶことができる良著。
・名目GDP 実際の金額
・実質GDP ある時点の貨幣価値でみた場合にいくらになるか。
日本のGDPはだいたい500兆前後。
・日銀短観 景況感良いー悪い DIディフュージョンインデックス 変化や傾向を示した数値。量はわからない
・景気動向指数CIコンポジションインデックス 変化の方向と量がわかる。生産雇用などの指標のうち景気に敏感なものを統合したもの。
・優先的に削減される3K(広告・交通・交際)
・建設業の業績は世の中の景気よりも少し遅れて動く。
・ざっくりした大きな数字が頭に入っていると、新しい数字や別の数字との比較ができる。
・直接投資が赤字なのは、対外設備投資の方が大きいということ。
・一つの数字に注目し、その数字に関心を持つことが大事。
・日経景気インデックス 速報性が高い。日経BI
・米住宅着工数 景気低迷からの脱出の先行指標。年換算100万戸を超えると上向き。150万戸ペースで好景気。
・アメリカの貯蓄率もサブプライム後あがっていて、4%くらいで日本並。
・数字を予測してみる。将来の数字、。
・製品在庫率指数 と 生産指数や稼働率指数から景気の動向をみる。
・アメリカの成長 個人消費。
・消費者物価→マイナス デフレ
・中国1%のインフレが適正水準。
・消費支出 民需を表す
・機械受注 企業の投資意欲 設備投資指標
・貿易、通関 外需を表す
・公共工事 政府支出
・企業倒産件数 1500を超えると日本経済に深刻な影響
・米国個人消費 アメリカGDPの70%を占める
・中国GDP 390兆円 三十兆元
数値目安も示してくれていることがありがたい。
Posted by ブクログ
日経新聞の月曜日版の景気指標欄に特化したかなり
マニアックな本です。
この本が出版されていた当時は、日経を紙で購読していたので、
手帳に数字をメモりながら読んでいた記憶があります。
景気指標欄を読むだけで、1~2時間は平気でかかってしまいます。
現在は、日経電子版を購読しているのですが、
景気指標欄はじめその他の数値・指標はかなり残念な
感じです。
スマホでは、数字を見ることはできなく、PCでも
新聞のイメージを画面でそのまま見ることになるので
とても追い切れる感じではないです。
まあ、でも数字を追えるにこしたことはないですね。