あらすじ
わたしはイングランドの美しい古都バースにある、初版本協会の新米キュレーター。この協会は、アガサ・クリスティなどの初版本の蒐集家だった故レディ・ファウリングが設立した。事務局は彼女の住まいだった館にあり、図書室にはその膨大なコレクションが所蔵されている。自分がこの職にふさわしいと証明しようと試行錯誤していたところ、ある朝、図書室でなんと死体が発見される。被害者は、勉強会で館を使っていた創作サークルのひとりだった……。本を愛する人々に贈る、ミステリ・シリーズ第1弾!
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Posted by ブクログ
アガサ・クリスティーの初版本を蒐集した協会が存在する館の図書室で死体が発見され、それは『書斎の死体』を彷彿とさせる状況だった…というアガサ・クリスティーへのオマージュが詰め込まれたミステリーで、主人公が殺人事件を捜査する場面は勿論、協会の存続の危機など別の気になる要素が含まれているのが面白かった。またこの作品を読んで「未読のクリスティーの作品を読んでみたい。」と強く思った。
Posted by ブクログ
図書室に死体なんていかにもミステリ。
バースにある初版本協会にキュレーターとして勤めるヘイリーだが、ここのコレクションであるミステリにはまったく不案内なのを隠している。ある朝部屋を貸していた二次創作サークルのメンバーであるトリストが図書室で死んでいるのを発見してしまう。犯人は? ヘイリーの職は? そしてロマンスの行方は? ヒントはクリスティ作品にある?
ミステリは読んだことがないヘイリーが殺人事件に遭遇し、最初はやる気がなかったのに『書斎の死体』を読んだらミス・マープル気取りで捜査をし始めてしまうのが面白い。読んでいると素人探偵したくなるのわかる。二次創作メンバーの癖あるメンバーもみんな怪しく思えてくるし、馬が合わない事務局長ウルガーも、清掃業者のポーリーンや兄も容疑者かと疑ってしまう。それに加えて設立者の甥チャールズ・ヘンリーもめんどくさい。立ち上げようとした文学講座の講師候補として出会ったヴァルとの関係も気になってしまう。
バースは一度行ったことがあるので、その雰囲気も楽しい。作者はイギリスが大好きらしい。ウェイトローズのお惣菜美味しいよね。
Posted by ブクログ
コージーミステリー。疲れなくてよい。楽しく読めました。ただ、主人公のキュレーターとしての仕事内容がよくわからず、働いているんだか、サボっているんだか。後半は昼寝までして羨ましい限り。
Posted by ブクログ
題材は面白いと思います。
ただ起伏があまりなくスピード感がないので途中何度も眠くなってしまいました。キャラクターにもう少し特徴があれば入り込めたかもしれません。
Posted by ブクログ
さらっと読めた。ヒロインが手当たり次第に推理をするけど、動機よりも犯行が可能性な人たちを片っ端から疑っていくので、やや強引。読み手が推理して犯人を当てるのではなく、捜査の成り行きを見守る感じかな。ヒロインの周囲がわちゃわちゃしていて、本筋に関係ないためか興味が湧いてこず、読むのに疲れた。少なくとも、彼氏候補くらいは容疑者に入れて欲しかった。それにしてもイギリス人はお茶ばっかり飲んでるなあ。