【感想・ネタバレ】家日和のレビュー

あらすじ

会社が突然倒産し、いきなり主夫になってしまったサラリーマン。内職先の若い担当を意識し始めた途端、変な夢を見るようになった主婦。急にロハスに凝り始めた妻と隣人たちに困惑する作家などなど。日々の暮らしの中、ちょっとした瞬間に、少しだけ心を揺るがす「明るい隙間」を感じた人たちは……。今そこに、あなたのそばにある、現代の家族の肖像をやさしくあったかい筆致で描く傑作短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

心理描写や行動、温かさが実在している人物・家族のようで読んでいてほっこりする。「妻と玄米御飯」は主人公が小説家だが、奥田英朗自身に近かったりするのだろうか?笑。どの話もヒヤヒヤする場面はあれどとてもいい結末で、全てを語らない終わり方が潔くて気持ち良い。余韻を大切にしてくれているから温かさが残ります。

この本を手に取ったのはたまたまフリマアプリでセット売りにされてて、作家も作品も知らなかった。「家日和」というタイトル名とレビューで温かくて面白いとあったから。ただでさえ読みたい本が超山積みなのに新たな作家との出会いでまたまた忙しくなります 笑。

鑑賞/益田ミリの四コマ的なイラストも奥田英朗をもっと知りたいと思わせる、いいアクセントになっていました。

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2023年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リバーからの奥田さん2作目。
なんだか、可愛い主人公たち。(とはいっても。30歳後半から40歳前半の方々)
なんか優しい人たちで、ほっこり。
「妻と玄米御飯」は最後の一行に、ほっこりした。

夫とカーテンなんて、転々と職を変える旦那さんに「いないと寂しい」と離婚は考えない。すごいなぁ~。
ここに出てくる夫婦は、お互いを思いやっている感じが素敵。
穏やかな一冊だった。

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2023年05月23日

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