【感想・ネタバレ】カザアナのレビュー

あらすじ

監視ドローン飛び交う息苦しい社会で、元気に生きる母・姉・弟の入谷ファミリー。一家は不思議な力を持つ“カザアナ”と出会い、人々を笑顔にする小さな奇跡を起こしていく。読めば心のびやか、興奮とサプライズに満ちた著者待望の長編エンターテインメント!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的に作者が大好きなので、今回も読みました!
最初は古文から始まったので、少し驚きと抵抗もありましたが、とても読みやすくすぐ読み切りました。
近い将来、日本も似たような状況になる部分もあると感じる部分もあり、フィクションではありますが、面白いと思えました。

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2023年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者のディストピア&エンターテイメントって、かなり衝撃
入谷家メンバーもいいけど、700年前からの封印が解かれ現代と繋がるカザアナの設定もいい
中盤、疾走しすぎ?ちょっとついてくの大変なくらいパワー炸裂、投げられるメッセージを落っことしそうになる勢い
日本がこの先直面する(すでにしている)問題をどう解消していくのか、自分の実感のなさを突き付けられる
心理描写もさることながらその想像力、冒頭のハンミョウのコサックダンスは実に興味深い

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2022年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以前別の本の短編小説で著者の作品を読んで、(ユーモラスで面白い)と思い購入しました。
登場人物達の前向きで自由な感覚に元気を貰えるので好きです。
世間がどうあっても、自分を見失わない強さが単純にかっこいいと思います。自分は近頃、人それぞれ考え方が違うと理解してる、と思っているだけで、実際は自分とは違うなとどこかで一歩引いて見ているんじゃないかと考えることがあります。これが固定概念に囚われている、という状況なんだろうかと思っていた矢先にこの本を読みました。
普通、や世間体に無意識に拘ると、見えないものが多くなると思います。物語りの中では社会が求める国民性に反発、葛藤する人々が描かれ、自分はその姿を羨ましく思いました。日常では、その様な世界を巻き込む事件はそうそう起こりませんが、違和感に気づいたら、それが自分の意見なのか世間の意見なのか立ち止まる事が必要なのではないかと思います。与えられる事を鵜呑みにしないで考え続けるのは大切な事だなと思います。

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2024年07月17日

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