【感想・ネタバレ】生命式のレビュー

あらすじ

夫も食べてもらえると喜ぶと思うんで――死んだ人間を食べる新たな葬式を描く表題作のほか、村田沙耶香自身がセレクトした、脳そのものを揺さぶる12篇。文学史上、最も危険な短編集!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集です。めっちゃ読みやすい。
村田さんのちょっと奇妙な怖いようなでも、そんな世界あるんじゃないかみたいな物語の書き方が詰まってて好きです。
死んだ人を食べる文化とか、出生の価値観とかが村田さん目線で書かれててとても面白いです。

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2025年12月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中学生の時まさしく「オタク」と呼ばれて冷笑されていました。しかし、近年社会経済がオタクの価値を見出してこちら側に縋り付いて全員が何かのオタクであることを許容しています。それが私には本当に許せないことで、その経験があったので生命式の主人公には共感できるところがありました。昔の痛い経験が今は当たり前で、ただその今の文化にもちゃんと恩恵があるし共感できるところもある。少数派が急に多数派に連れてこられたら動揺しますが、社会は常に流動的なので、私も受け入れられるようにしていきたいなと思いました。
互いに人の価値観を受け入れはしなくても、理解し合える仲になれれば理想的です。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者が自選した、短篇12作。好き嫌いが分かれそうな本だけど、自分は面白かった。登場人物はひたむきに狂っていて、それを笑って読んでいると、著者からの鋭い問いが直撃する感じがたまらなかった。表題作の「生命式」で、山本が言っていたが、常識や本能、倫理はずっと変容し続けていて、それに適応した多数の人間がその時代の「普通」を作り出しているだけだと思ったら、気が楽になった。一気に世界に引き込まれた「生命式」、面白可笑しくて一番好きだった「素晴らしい食卓」、比較的マイルドで共感しやすい内容の「孵化」が印象的だった。

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2025年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「生命式」
会話が異常だが、日常に馴染みすぎていた。
レシピに「俺の肉」で不謹慎ながら笑ってしまった。
葬式なのにパーティー、宴会のようだ。

「素敵な素材」
物語の中で出てくるものが想像できなかった。
いい話だった。

「素晴らしい食卓」
変わった食事。p102の圭一さんの母のストレートな物言いが面白かった。

「夏の夜の口付け」「二人家族」
性的指向。自分の想像にはない家族の形。
長女の6年生の時、面白かった。

「大きな星の時間」
絵本の読み聞かせのような文章だった。

「ポチ」
事件が起きないかヒヤヒヤした。

「魔法のからだ」
性について向き合っていて、神秘的な表現がされており、とても美しいことのように思った。

「かぜのこいびと」
お気に入りのものについて人間のように扱っているのが新鮮だった。主人公がカーテンであることも新鮮だった。

「パズル」
離人感というものだろうか。主人公は、自分には生気がない、人間らしさがないと感じている。
それゆえに、人間らしさ、人間の生々しさに憧れや羨ましさがある。
世界観の理解が遅れてしまったり、わからなかったりしてp195くらいから比喩表現がうまく読み取れなかった。
カルトにはまっている人のようだった。

「街を食べる」
主人公の野草に対する好感度が高まりすぎて怖かった。

「孵化」
怖いと思ったが、同時にコミュニケーション能力が高いとも思った。
ハルカもハルカだが、マサシも怖かった。

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「生命式」がダントツに面白く、ほかは設定が面白いけど短すぎてあっけない。
「山本はカシューナッツと合うんですね」こんな文字列を目にすることがあるとは思わなかった。料理の描写が丁寧で湯気とカトラリーの音と匂いが目に浮かぶ。うっかり食欲がわくところでした。あと「素晴らしい食卓」のそれぞれの料理のぶっ飛び方と登場人物の変なテンションが面白く、読んでてニヤニヤしてしまった。村田沙耶香さんの「食べ物」小説は危険すぎるwww

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2025年04月22日

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