【感想・ネタバレ】日本インターネット書紀 この国のインターネットは、解体寸前のビルに間借りした小さな会社からはじまったのレビュー

あらすじ

インターネットは21世紀の産業のエンジンである。だが、日本に「IT産業」はない。「IT利用産業」があるだけだ――この国の壁、そして通信の巨人に挑んだ経営者の壮大な夢と危機感。インテル、グーグル、Amazon……インターネットには、これからどのような可能性が秘められているのか? 日本発の技術で、世界を変えるために必要なこととは?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

雇用の流動性の高いアメリカ、経理や会計のバックオフィス業務についても
パッケージソフトを多用したシステムを利用することで業務によってプロセスが標準化される。日本企業はこぞって情報システムの自前主義を貫きたがる→ガラパゴス化

0
2016年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私は、1995年にある展示会場で、WIN95を試したときから、新しいウインドウズの素晴らしさに感動し、インターネットの面白さ・その可能性に、大きな期待を持ちました。当時からIIJ社のことは知っていたけど、これほどの苦闘があったことを初めて知りました。
その一方で、日本が抱える構造的な問題も浮き彫りにされており、これからの時代をどう考えていけばよいのか、大きな一石も投じられているのだなぁと感じます。
まずは、よい本を書いていただいたことに、感謝。

0
2015年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ネットの草分けである鈴木さんでさえ、今後のネット技術の行く末について予測不能であり(あっても書かないだろうが)、迷いがあることが分かる。好著。
一点、面白いと思ったのは社の倉庫にしまいこまれた卓球台の話。社員に払う給与のめどが立たないとき、経理担当と卓球をして現実逃避した、と。いまどきのITベンチャーは、卓球台や遊びスペースがあることをウリにしたりするが、随分と会社経営に立ち向かう姿勢が変わったものだと。

0
2015年07月18日

「ビジネス・経済」ランキング