あらすじ
静かな田舎町。幼なじみの圭(けい)と博実(ひろみ)は惹かれ合い、恋人同士になり将来を誓い合っていた。――しかし幸せな日々の中、圭は突然姿を消した。
あれから七年。再会したってもうあの頃には戻れないのに…
「二度と会えなくても、お前のことだけ想って生きていこうと思ってた…でもまた会えた」博実のまっすぐなところは何も変わってない。
博実との思い出が溢れる場所で、終わらせたはずの恋に心は揺れる。好き――だから、二度と顔も見たくない。
感情タグBEST3
それしか選べない。
ためし読みでずーっと気になっていました。思いもかけない展開で驚いてしまいました。
短編ですが、大事なことだけを伝えてくれるような。
それぞれの人の立場で考えてもそれぞれの人には、それしかない選択だと思いました。
いろいろなシーンが心に残っています。静かな風景の中にいろいろな意味があって。
rasu先生すてきなお話をありがとうございます。
これは忘れられない作品です。
表紙もとても心にきます。
今、また読み返してますが、やっぱり沁み入ります。
最高
短編ですが心に染み入る作品でした。心から誰かを愛するとはこういうことなんだなと思います。愛しかた、それ故出す答えはそれぞれ違うけどそこに正解なんてない。悲しいけど愛しい、切なくて涙がでるけど心が暖かくなる、読んでよかったーと思える一冊でした。