あらすじ
伯爵令嬢のベラドンナは、“毒草食”をこよなく愛する変わり者の毒草研究者。そんな彼女のもとに、面識のない王太子から突然縁談が舞い込む。王宮に入れば最後、生きがいにしていた研究が続けられなくなってしまう。何としてでも縁談を断るため、友人のウィルに頼み込み、純潔を奪ってもらうことにする。
「俺、あんたのことが好きなんだけど」「ベラドンナ、俺と結婚してくれ」——ベッドの中でウィルが明かした気持ちに驚くベラドンナ。しかし勢いのまま全て受け入れ非処女となり、王太子妃の条件を満たさなくなることに成功する。そして、結婚前の家族顔合わせの日、友人ウィルと王太子ウィリウスが同一人物だということを、ここでようやく知るのであった……。
感情タグBEST3
愛すべきキャラ
作家さん買いです。
今回のヒロインもほんっとうにクセが強い愛すべきキャラで、堪能しました。
お似合いにふたりのテンポいい掛け合いを楽しめます!
特異体質が仇となる
毒草を美味しそうに食す女vs毒に脅かされ続けた男。
想定外の展開ではあったが最愛の人を手に入れ浮かれるヒーローが可愛かったし、好奇心旺盛ヒロインの多方面への攻撃力の高さが格好良い。
勇ましいヒロイン大好きです。
ヒロインが強いです
作者さん買いです。
どの作品も芯のあるヒロインですが、この作品のヒロインも強いです。
悪人をぶった切ってくれます。
なので気持ちよく読めました。
ただ貴族にしては少々口が悪い・・・
あと中指はたててはいけません!
それだけがちょっと気になりました。
匿名
2人とも口調が下品
ヒーローヒロイン共に品がない。王子と伯爵令嬢らしくない。ヒロインはヒーローに中指を突き立てるし、ああん?!とか、どいつもこいつも、とか、ダサっ、なんて言うし態度も言葉も悪い。ヒーローも、ヒロインに対してあんた、とか言ってるし庶民のよう。王弟が自分の妻にも毒を盛ってた理由もわからなかった。王子と伯爵令嬢の設定じゃなければこのやり取りも面白かったんだけど。毒が効かない下品なヒロインと毒に脅かされてきたヒーローが今まで毒を盛ってきた相手と闘うお話でした。
斬新な妃
女性の豪快感ありますね。この手の作品には珍しいと思います。だからと言ってヒーローがヘタレでもなくて、面白さがじわじわきました。
最初の主人公のぶっ飛び方は「これはない」と思いましたけどね。才女で学者のヒロインならそれもありなのかも・・・。
活動的なヒロイン
作者さんの紹介でも書いてありますが、作者さんの好きな活動的なヒロインのお話です。ヒロインが強い。
毒が大丈夫なヒロインと幼い頃から毒をもられ毒殺されようとしていた王太子のラブストーリーでした