あらすじ
・厳しく注意して嫌われたくない
・優しくしすぎてなめられるのも困る
・何を言っても「ハラスメント」になりそうで怖い
・うるさく言って「老害」って思われたくない
⇨ ぜんぶ解決!!!
部下・後輩・年下と話すのって難しくないですか?
気をつかいすぎて疲れてしまう人、気をつかわなさすぎてモメてしまう人…
どちらも共通しているのは、「目下の人との適切な話し方がわからない」ことです。
そんな悩みに応えるのが、本書です。
目指すのは 「凝り固まった上下関係に縛られない、対等な個人同士のフェアで気持ちのいい信頼関係」です。
・部下との距離感に悩むベテラン管理職
・後輩ができたばかりの学生や若手会社員
・「年下と話すのが苦手……」と感じているすべての男女
さあ、一緒に「正しい『上』の話し方」を身につけましょう!
◎本書で得られるメリット
・「命令する」「動かす」以外の、普通のコミュニケーションができる
・ほどよく信頼されて、尊敬される
・風通しのいい関係が築けて、一緒に仕事がしやすい
・「気づかないうちにハラスメントになっていた」という状況を回避できる
・「ウザいおじさん・うるさいおばさん」と、陰で疎まれることがない
・「無理してる」と後ろ指を指されず、幅広い年齢層の人と自然に交流できる
◎だから違和感!上下関係の新しい潮流
1 働き方の多様化
職場では終身雇用・年功序列が崩れ、派遣や中途採用、アルバイトなど働き方や雇用形態も多様化。「年上の部下」や「社歴の浅い先輩」は珍しくなくなりました。
2 SNSの隆盛
職場外でも、SNSのおかげで、ママ友・パパ友や趣味のつきあいなど、人間関係はぐっと広がりました。が、そういった新しいコミュニティでは、昔ながらの「先輩・後輩」「上下関係」はあいまい。むしろ「上とか下とかをはっきりさせるのは野暮」「お互いになんとなく対等」という空気もあります。
3 ハラスメント・炎上
「上司・先輩・年上なんだから、部下・後輩・年下に対して何をしてもいい!」という行きすぎた上下感覚は、近年、セクハラ・パワハラなど、さまざまな問題として表面化しました。「炎上」「老害」「クソリプ」「おじさん構文」といったネット上のコミュニケーショントラブルも、この「上下感覚のズレ」が背景としてあります。
◎あなたはどっち? 「下とのコミュニケーション」正解・不正解
× 遠回しに注意する
○ ストレートに注意する
× 「おじさん・おばさん」と自虐する
〇 自分から年齢の話をしない
× 「何かあったら言って」と言う
〇 「〇〇しようか?」と言う
× 「聞いてない!」と怒る
〇 「できることある?」と尋ねる
× 「仕事ってそういうもの」と言う
〇 「どんな仕事がしたい?」と聞く
× 全員から慕われようとする
〇 苦手な人とは距離を置く"
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
もはや、今の時代、同僚であれ、他人である。
およそ20年前とはまったくまったく、違う。
かつてされたことを、いま、そのまましたら、ドン引きの上、ハラスメント確定である。
逆に、必要以上に関わりたくないわ、と思う人とは、盛大に距離が取れる、いい時代でもあり。
取り残されないよう、適度な匙加減で。
Posted by ブクログ
年下と何をどう話すかどういう心構えかでとても参考になった。個人同士のフェアな関係、手放しで褒める、プロセスを褒める、ポジティブフィードバック、みんなのおかげと持ち上げる、年齢の話をあえてしない、自分から話しかける、等はコミュニケーションの基本だと思う。参考にしていきたい。
Posted by ブクログ
「経験して分かっていても一読の価値のある本」です。
特に「話は短く、何度もする」「長さより頻度で勝負」というポイントは、私の中で印象に残りました。
これを知れただけでも十分ですが、他にも即実践可能な項目が複数あり、あっという間に読み終わりました。
Posted by ブクログ
「実ほど頭を垂れる稲穂かな」
なるほどと思いました
私は後輩付き合いが苦手で避けてきましたけど、中堅的立場になってきたので後輩指導を上から任されたりもするようになりました。
仕事の指導だけできればいいかなと思ったけど、普段の関係性ができてないとただの説教おばちゃんになってしまうので、適度に仲良く信頼関係を作って円滑に指導やその他の話ができればいいなと思う。
Posted by ブクログ
仕事がしやすい、は万能ワード(類語ー話しやすい、頼りになる)
ハラスメントかは、相手を取引先の子に言えるかどうか
上司・先輩としてノブレスオブリージュを果たすべきであり、驕らずあくまで年下の他人として接する。
ー助けるなら具体的な助け舟を出す
ーフィードバックはポジティブから入る
ー年次の切り口
Posted by ブクログ
実は自分より目下の人との話し方のハウツー本ってあまりない。
ひとは歳をとれば、当たり前のことだけど周りがどんどん目下の人ばかりになるのに…
非常に勉強になりました。
相手は誰であれ、リスペクトを忘れるな、と至極真っ当なことが書いてあるだけなんだけど。
できてないなぁ、と。
部下や年下とは、恋バナより推しの話をふる、というのは特になるほど、と思いました。