あらすじ
※電子版は書き下ろしショートストーリー
『皇子殿下のお散歩と、未来の夢の話』の特別付録つきです。
魔物討伐前線の唯一の聖女として働くモニカは
その聖女力の強さから王太子の婚約者に選ばれた。
しかし彼女の力は、かけられた者が
発情してしまうという厄介なオマケ付き。
それを知った王太子は「発情聖女!」と罵り
婚約破棄、国中に発情聖女の報が飛び交う。
途方にくれるモニカに声をかけたのは、
前線仲間のリチャードだった。
「僕の国に来ない? 兄貴夫婦が不妊で、聖女さんが必要なんだ」
……モニカはまだ気づいていない。彼が皇弟であることを。
そして兄貴夫婦とはもちろん――!
溺愛激しめ皇弟殿下とワーカホリックな発情聖女の、
ピュアが滴りほとばしる恋物語!
感情タグBEST3
経験値がミソかも、です。
所々、爆笑もしつつ拝読しました。
ラノベです。TLではございません。
しかし、然しです、ユーザーの経験値あるいは知識量もしくは妄想力で、Rの数字も異なり、脳内変換されるRシーン数も変わるのが本作品だと思います(人はそれを、下品って言うのかもしれませんが)。
ある意味、最強のR指定作品かもしれません。
作者様、いいとこ狙っている、って思いました。こちらの羞恥心を直截ではなく連想に委ねるやり方、愉しく美味しく頂きました。ご馳走様でした。次巻も期待しています。
絵師様、本作品を手にしたのは、表紙が絵師様だったから、です。絵師様ですと、私の好みの作品だったり当たりだったりします。いつもありがとうございます多謝。
しかしながら続きものと明記せずに出版する姑息さ(「完結ってしてないでしょ」って言われればそれはそうですが、社会通念上どうなのでしょうって思いもします)に辟易しつつ、次巻の出来如何によっては星の数を減らそうと思う次第です。
…………
(問)
誕生した皇子殿下の髪の色について。
第5章の8では「赤」
電子版特別付録では「黒」
モブキャラかもしれず些末なことかもしれませんが困惑しました。。。
すごいタイトルですが
このタイトルの一言から物語が始まります。
突然目覚めた力のせいで聖女として引っ張り出され、こき使われたものの、平民出だからと貴族社会で軽く扱われ国を追い出されます。それも聖女能力の評価よりその力から起こる『副産物』のせいで。それをよしとしない元同僚リチャードにスカウトされて彼の国へ一緒に行くことになるわけで…。
このヒロインはとにかく雑草のように強くてまっすぐな性格だし、自分のことより他人のために動くカッコいい人です。その真っ直ぐさに惹かれるリチャードの気持ちにいつ気がつくのか…、続きが早く読みたい!
(リチャードの側近である2人もなかなか濃いキャラです)
すっごいいい場面で終わりましたね。早く続き読まなきゃ!!
リチャードの底が見えない溺愛ぶりと、そこを絶妙にスルーしちゃうモニカのやり取りはとっても微笑ましかったです。
発情
発情聖女ってすごいパワーワードだけど、本人はいたって真面目で仕事熱心な聖女様。
ものすごく健気に頑張ってるのに、前の職場では全然大事にされてなくて切ない。
早くリチャードとのラブラブも読みたいです。