あらすじ
異世界人によって引き起こされた、国を揺るがす大騒動を見事解決に導いたミネルバ。
「こんなに人を好きになったのは、初めてなんだ」
冷酷と恐れられている皇弟殿下・ルーファスからの愛を一身に受けながら、花嫁修業に励んでいた。
慌ただしくも充実した日々のなか、ミネルバが出会ったのは――妹に婚約者を奪われた辺境伯令嬢・ソフィー。その状況にかつての自分を重ねたミネルバは、傷ついた彼女の心に寄り添うため、ソフィーを自身の女官に任命する。
さらに婚約式前に行われた式典で、ミネルバは王国式の装いを流行らせることに成功。未来の皇弟妃として、少しずつ帝国内での居場所を築き上げていた。
その一方、ルーファスと共にソフィーの元婚約者に関する調査も進めていたミネルバだったが――
どうやら彼女の婚約破棄には、国家間の思惑も絡んでいたことが判明して……?
冷酷皇弟との愛がますます深まる第二巻!
感情タグBEST3
規格外
異世界人に比べて、この世界の人は異能を使うのに制限がある印象でしたが、その異能が規格外になってきました。ヒーローの溺愛っぷりが楽しいです
人は見かけによらない
王弟も令嬢も見かけとは違う。優しい、人のことをしっかり気遣える人達。なのに、噂では、悪女、氷のようとのこと。
人のことを本当に知るにはその人としっかり向き合って話さないと‼️
このことは日常でも言えることだと認識する。見かけではなく本質、本当のその人を知る努力をしないと思う❣️
崖っぷち令嬢は溺愛される
ミネルバは帝国の皇弟殿下と婚約を認められ帝国に嫁が為に自国を離れ愛するルーファスと帝国へ向かう途中に立ち寄った辺境伯爵家でのスキャンダルてかつての自分と同じ目に合っているソフィーを助け出す事と相通じる感覚のソフィーが側にいる事で帝国の作法や,事情を教わりながら教育係からの厳しい教えに応えて完璧な婚約式を終えるのだった。その後ソフィーの元婚約者だったロバートが自国の情報を売っている事が判り事実を確認して証拠を押さえて断罪の準備に余念がない人々は国と友を守る為に己の力を発揮するのでした。完結にならなかったのは残念ですが次回作が楽しみです。