【感想・ネタバレ】きのうの神さまのレビュー

あらすじ

長く外科医を務めた父が倒れた。家族の駆け付けた病院には兄の姿だけがなかった(ディア・ドクター)。医療をテーマに紡ぐ、ほのかな毒とユーモア――。著者の魅力が凝縮された傑作5篇。映画『ディア・ドクター』のアナザー・ストーリーにして直木賞候補作。書き下ろしのあとがきを加えた新装決定版。解説・笑福亭鶴瓶
※この電子書籍は2009年4月にポプラ社より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

短編5作
日常を上手に切り取って表現を文章に落とし込める才能
人々の心の襞、奥底にある思い、言葉にしなくても行間からにじみ出てくる
映画は観てないのでよくわからないところもあるけど(関係ない?)しみじみ度メーターが振り切れる

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2022年06月02日

Posted by ブクログ

僻地医療とかそれに関わる医師とかを題材にした短編5編。
「ディア・ドクター」アナザーストーリー。
地方の田舎の医療の現実的に面白く読みました。僻地医療と映像は相性が良さそうですね。
人の毒を持った部分をウィットに富んだ文章でそこここに挟んできます。
「ノミの愛情」は、優秀な心臓外科医の妻が、強かで、しなやか。賛否ありそうな小説だけど、世の奥さんは、ざっくりこんな感じよって思いました。
短編で物足りない感じはありますが、それぞれのラストが良いところに着地して、読み手によって印象が変わる作品かと思います。

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2023年05月15日

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