【感想・ネタバレ】「健康格差社会」を生き抜くのレビュー

あらすじ

深刻な格差社会の拡大。低所得と病気を関連づける疫学データは多い。だが、それだけではない。社会福祉の専門家で医師の著者は、格差社会の拡大は病院に満足にかかれない低所得層を産むだけでなく、富裕層の「勝ち組」をも不健康にして社会全体の地盤沈下を招いていることを解明。健康格差に対抗し、隣人・友人とのネットワーク作りなど、社会と個人の「心とからだ」の健康を守る処方箋を提案する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
「所得の格差」が「いのちの格差」まで生む「健康格差社会」。
高齢男性の低所得者は「うつが7倍」「死亡率が3倍高い」のはなぜ?それだけではない。
「負け組」だけでなく、「勝ち組」さえも病んでゆく。
だれもが不健康になっていくのが、「健康格差社会」のほんとうの恐さ!
米国に追随し、日本もそうなりはてるのか。
処方箋はないのか。

[ 目次 ]
第1部 「健康格差社会」の現実(「健康格差社会」日本;なぜ「健康格差」を問題にするのか)
第2部 「健康格差社会」発生のメカニズム(「見かけ上の関係」か?;なぜ健康格差は生まれるのか;社会疫学とは何か;格差拡大は国民を不健康にする)
第3部 「健康格差社会」を生き抜くために(「健康格差社会」を生き抜く;一人の力で生き抜けるか;健康によい社会を考える;本書で伝えたかったこと―「well-beingな社会」を目指して)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

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☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
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☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年06月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

格差は健康に影響し、格差社会は高所得者にとっても格差の小さな社会より健康によくない、だから格差の小さい社会を目指すべし。うーん、難しいかも。でも、そっちの方がいい。
2018.3再読。方向性は自己責任型へ向かっているのかなあ。

0
2015年01月02日

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