あらすじ
勉強を始めても三日坊主で終わってしまう、集中できない、記憶が苦手だ、などと悩む人も多い。しかし、それらは脳の特性をうまく活かさず勉強しているからである。本書では、脳科学の第一人者である著者が、脳の仕組みを活かした勉強法を開陳する。脳の「喜びの回路」が一度回れば、あとは雪ダルマ式に勉強の成果が上がるのである。著者は小学生~大学まで決して秀才だったわけでなかったが、脳を活かした勉強法を身につけ第一線の脳科学者になりえたのである。本書の内容例を挙げると、◎脳は何かを達成するたびにどんどん強くなる ◎「タイムプレッシャー」が脳の持続力を鍛える ◎「瞬間集中法」で勉強を習慣化させる ◎集中力を養う「『鶴の恩返し』勉強法」 ◎「モダリティ」を駆使して効率的に記憶する ◎あなたも「強化学習」の回路を暴走させて、能力を開花させることができる等々。子どもに勉強を身につけさせたい親や資格試験を目指す社会人まで必読の一冊!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
これまでとこれからと
私は昔、勉強が出来る子だった。
しかし、いつしか勉強が嫌いな子になっていた。
過去の栄光だと思っていたが、実は大人になるにつれて周囲からの同調圧力により私の変人らしさが損なわれていった結果だったのだとこの本を通じてわかった。
ならばやることはただ1つ。
かつての変人に戻ること。ただそれだけである。
子供時代、他者から嗤われ除け者にされることが怖かったからこそ私は普通になった。
でも、大人になって幾年。
多くの人との関わりを経て『自分らしさ』を手に入れつつある。
今の私ならきっと心から学ぶことが出来るのではないだろうか。
Posted by ブクログ
『鶴の恩返し』勉強法のところが一番面白かったです。名前からして面白いです。物語の鶴さんのように、速さ、分量、没入感が大事なようです。
Posted by ブクログ
自分が選んだ感覚が必要。突き抜ける感覚を体験する。不確実で苦しい状態を抜けたときに喜びを感じる。忙しいときに、やらなければならない、をいろいろ学べるチャンスだ、にしてみる。
作業のスピードを極限まで速くする、圧倒的な作業量をこなす、周囲の雑音が入らないほど夢中になることで集中力を作る。確実に、少しづつスピードを上げていく。一息つく間もとらずに次次と進めて作業をこなしていく。計画するより、始めてしまい、没入する。本読むみたいに。刻むみたいに。
記憶するために、短期記憶に入れる。見て、記憶して書き写す。
朝出力作業と自分にとって大事なことをやる。
判らないことはすぐに調べる。
課題をそのときに優しすぎず難しすぎない程度に調整してやる。
弱点を他の能力で補うという考えを捨てる。苦手を分析する。【集中できない。どうするか?】
安全なものと予想外の意外性の混合が必要。【会計においてできていることを探す】
これからの時代を乗り切るキーワードは猛勉強
何をしたらうまくいって、何をしたらうまくいかなかったか。