【感想・ネタバレ】メキシカン・ゴシックのレビュー

あらすじ

1950年メキシコ。若き女性ノエミは、郊外の屋敷に嫁いだいとこのカタリーナから手紙を受け取る。それには亡霊に苛まれ、助けを求める異様な内容が書かれており……。英国幻想文学大賞をはじめホラー文学賞三冠を達成した、新世代のゴシック・ホラー小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 まず一言、面白かった!

 大学へ進みたいと願うノエミの元へ、寂びれた屋敷に住むイギリス人と結婚した従姉のカテリーナから『夫に毒を盛られている。そして住んでいる屋敷の亡霊に苛まれている』という手紙が届く。父にカテリーナを連れて帰ったら、大学の進学を認めてもいいと言われたノエミはカテリーナの元へ。

 そこはかつて銀鉱があり、財もあった家柄のなのだが、今ではもうその面影はなく、屋敷はボロボロ、湿気とカビの巣窟だった。

 早速、カテリーナを連れて帰ろうとするノエミだったが、彼女と会うことはできず、彼女の結婚した相手も父親も使用人も陰鬱な人物ばかり。

 そして、初めてその屋敷に泊まった晩にノミエは金色に輝く不思議な女性を目にするのだった。

 『レベッカ』をイメージしていたのですが、全く違った物語で、特に主人公のノミエが魅力的です。

 謎を解き明かそうとする勇敢な心や挫けないところは好きですね。

 謎についてはネタバレいくないということで読んでいただきたいですが、そこへたどり着くまでの彼女の奮闘を楽しんでいただきたいと思います。

 久しぶりだわ、この暑さの本を一気読みとは、本当に面白かった(*^^*)

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2022年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中盤までは動きがなくて退屈だったが、謎が詳らかになってからは面白くなった。原住民の禁断のキノコが菌糸を張り巡らせて人間と一体化し、その作用で半不死になるという設定は面白い。一族の中に適性があり、その不死性を維持するために新しい血が必要。ラヴクラフト的なストーリー運び。舞台が1950年のメキシコなのも良い。

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2024年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この手の話に登場する屋敷は最後に跡形もなく炎上するのがお約束なのか。まあ、残ってるとまた何かしら起きるかもしれないからね。
胞子を吸い込んで思考まで支配される。一族の誰かが逃げたり傷ついたりすれば全員に伝わる。菌を通じて老いた体から新しい身体に乗り換える。
衝撃の菌類ホラーだった。

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2022年05月19日

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