感情タグBEST3
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めちゃくちゃ良かったです。
『氷の瞳を溶かすのは』の本編になる作品です。
とはいえ、どちらから読んでも問題ない作りです。これだけは言えるのは、どちらも読んだ方が良い!
アリーチェの従兄であるアルフレッドにも幸せになって欲しいなぁ…
欲を言えばアルフレッドのその後も見届けたいなぁ…と思いました。
大丈夫
『氷の瞳を溶かすのは』と対の物語。こちらが本編です。
悪意と愛情のバランスがとても良い作品だと感じた。
謂れのない噂に傷付きながらも凛々しく知性溢れるヒロインも、頑なだった王女の心を優しく解きほぐしまっすぐに愛を叫ぶヒーローもどちらも素敵でした。
ひとつひとつのエピソードは重ためなのにヒーローのワンコぶりのおかげで爽やかな読後感なのも◎
不遇のヒロイン
こういった系統では珍しくヒロインが非処女でした。
婚約相手のヒーローが処女好きとの噂を聞いて参謀くらいに考えていたらまさかの溺愛ぶり。それなのに境遇が酷かったためヒロインが愛されていると思っておらずでヒーローが少し可哀想でした。仮面を貼り付けて我慢することを覚えたヒロインと感情豊かなヒーローのやり取りが可愛らしかったです。最後は悪者が断罪されることはなく「それが罰だよ」と優しく諭される感じでした。個人的にはせめてフランくらいはギャフンと言わせてやりたかったです。
これから期待してます
先に「氷の瞳を溶かすのは〜」を読んだのですが、こちらのお話のほうが本編だったのですね。
処女作と聞いて驚きです。
アリーチェの聡明さがとても好感が持てました。
これからが期待の作者さんです!