あらすじ
探偵事務所を開いている元刑事の竜崎は、悪友の深見に頼まれて、彼の弟・謙二朗を雇うハメに。会ってみると、謙二郎は危うい色香を放つ美青年で、竜崎はどうしようもなくそそられてしまう。人に懐かない猫のように警戒心の強い謙二朗だが、事務所に入り浸るゴツいオカマ、オリーブの優しさに触れて次第に心を開き、仕事にも馴染んでいく。そんな折、彼の前に少年院時代の因縁の男が姿を現し・・・。竜崎に隠し子発覚!?の書き下ろしつき。
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Posted by ブクログ
登場人物がとにかく楽しくてグビグビ読んでしまった。言うこと、考えてること、オヤジくさい探偵に、かなり重い過去を持っている美青年。心の置き場所がない所へ、ふざけてるのか分からないぐらいの余裕で、それとなく受け止めてくれる人間関係が、好きだなぁ。ごっついオカマもいい味。探偵業の話もいい感じ。
Posted by ブクログ
【あらすじ】探偵事務所を開いている元刑事の竜崎は、悪友の深見に頼まれて、彼の弟・謙二朗を雇うハメに。会ってみると、謙二朗は危うい色香を放つ美青年で、竜崎はどうしようもなくそそられてしまう。少年院上がりの謙二朗は、複雑な過去が原因で男も女もダメ、しかも親友の弟ときては、竜崎もおいそれと手を出せず、悶々とした日々。人に懐かない猫のように警戒心の強い謙二朗だったが、事務所に入り浸るゴツいオカマ、オリーヴの優しさに触れ、次第に仕事にも馴染んでいく。そんな折、彼の前に少年院時代の因縁の男が現れ…。探偵×助手のエロティック・ハードボイルド! 竜崎に隠し子発覚!?の書き下ろしつき。
なんか初々しい感じ?
わりと先生の初期の頃の作品なんでしょうか。さらっと視点が変わったり、文章がちょっと読みづらかったり、今はない書き方をされています。
しかしオヤジ攻めは健在でした。あのシーンもえろく、生意気な受けも楽しめました。会話で黙るシーンは読みづらいと思いましたが、そう多くないので許容範囲。
受けの成長が感じられる話でした。