【感想・ネタバレ】ただいま定修中!のレビュー

あらすじ

十月。秋の工場定期修理が始まり、営業の徳永が製造で研修をすることに。やたらになついてくる徳永をかわしつつクローズドシステムのテストを始めた弘だが、その時起こった機械トラブルを助けたのはなんと定年退職した辻本。弘の色気をいち早く見抜いた油断ならない御大の登場に、危険を察知する前原。二人で招待された社長との会食で、慰安旅行での秘め事をばらしそうになったりと相変わらず危なっかしい弘は案の定、前原と熱いひとときを過ごしたラブホテルを出た直後、偶然出会った辻本にさらわれ彼の自宅へ連れ込まれてしまう。

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なかなか落ち着きそうで着かない2人の関係と状態。仕事でバタバタしてる中で慰安旅行の淫行(笑)をうっかりサンの弘が社長に露呈しそうになったり研修にきた徳永を挟んで互いに見当違いな嫉妬してみたり(前原カワイイ)辻本に弘が襲われたり(このシリーズで初めて個人的に少しイヤ〜な気分になりましたが)忙しいです。さらに同居もどきの展開に。。確実に前原も弘もお互いにメロメロなんだけど惚れた腫れただけじゃなく「男」として譲れない意志や責任もって仕事もキチンとこなす姿勢が本当にイイな〜。自分の能力をフルで出し切って勢力的に働いて一方でお互いに激しく求め合って充電する、みたいな。これぞ「漢」って感じ〜。

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2013年03月23日

Posted by ブクログ

4巻目に入って前原と弘の仲も、同僚から相思相愛の恋人同士へと確定した感じがあちこちに見受けられて恋愛成分の多い1冊になっていました。
弘が同じビルに自分の部屋を持ったせいか、Hの回数がとても増えていてごちそうさまなかんじが、また良かったりするんですよね~
ちゃんと互いが互いを必要としているのが、今回よくわかるんです。特に弘。前原と恋人同士になったことによって恋愛面での成長が著しいです。そのくせまだ疎いこともいっぱいで、時々ボケをかますのがまたキュンとさせられるんですよねw
しかし、弘も前原とは公私ともども漢として対等でありたいと毅然としたものがあります。押し倒されてばかりは不甲斐ないと思っている、負けず嫌い。
前原はどっちかというと、俺様ぽく自分がイニシアティブを持って弘を思い通りにしたいタイプみたいだから、意外に手ごわくて予想外だったかも。そして、自分の言いなりじゃない弘のことを、案外嬉しく思っていそうです。

今回のお仕事関係ストーリーは、定期修理の時期に入った工場で機械トラブルが起きてしまうところから始まります。どう解決していくのか、毎回のことですがやはり面白かったです。
それに徳永と辻本という興味津々になる脇キャラが絡んできて、お仕事とは別のところで一騒動起きてしまうことに。

前原も弘も相手が好きだからこそ、あらぬ疑いや嫉妬を抱いてしまうんですよね。弘なんかはそれがどこからくる感情なのかわからないままヤキモチを焼いていて、きゅーんとさせられてしまいました。
そして、辻本。経験豊富というだけあって、一筋縄ではいかないオヤジです。弘なんか、ほいほいと好きにされてしまいそう。案の定、危機一髪だったのでは?という展開にドキドキさせられてしまったのでした…
辻本さすがです。

「魚は釣れたか?」で民宿のおかみさんに弘がコトの次第を説明するくだりが、爆笑でした。散々な目に遭っている弘がそれでも一生懸命なところが真面目でかわいい。笑わせてもらいました。
そして、しっかりエロい。萌えも充分なところが満足。

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2012年10月26日

Posted by ブクログ

どう決断して答えを出すかワクワクしながら読んだ。珍しく恋愛面の要素が多かった。それも良かったです。変態方向に行きかけた前原の理由もわかって…あはははは!

前原との今後をどうするか弘なりに真剣に考えて部屋選びをしようとしているところが真面目で、前原は対象的に弘から一緒に暮らそうと言わせたくて何気ないフリを装って立ち回るけれど、弘の方がその不思議ちゃんブリを発揮して、前原を驚愕させる。もうこの図式がたまらんっ!!

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2010年04月29日

Posted by ブクログ

【あらすじ】 十月。秋の工場定期修理が始まり、営業の徳永が製造で研修をすることに。やたらになついてくる徳永をかわしつつクローズドシステムのテストを始めた弘だが、その時起こった機械トラブルを助けたのはなんと定年退職した辻本。弘の色気をいち早く見抜いた油断ならない御大の登場に、危険を察知する前原。二人で招待された社長との会食で、慰安旅行での秘め事をばらしそうになったりと相変わらず危なっかしい弘は案の定、前原と熱いひとときを過ごしたラブホテルを出た直後、偶然出会った辻本にさらわれ彼の自宅へ連れ込まれてしまう。弘、ついに往年の色事師の手に墜ちる!?許可証シリーズ第4弾、書き下ろしは、前原が徳永主催の謝恩会を蹴ってナニをしていたかが克明に明かされる長編『魚は釣れたか?』。スリリングな釣り宿の夜、そして弘が遂に引っ越し先を。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

確実に恋人らしくなっていく弘と前原の間に、定期修理という作業とともに、お邪魔虫がやってくる。言葉が少ないから誤解することも伝わらない思いも多くてハラハラさせられるけど、でもしっかり地に足をつけて仕事も恋も頑張ってる姿がいい。
依存とは違う支え合いとライバル意識が入り交じって、お互いに対等な立場でいるところが格好いい。

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2009年10月04日

ネタバレ 購入済み

辻本さん最高

シリーズ4作目。今回はなんといっても辻本さん(還暦をすぎたいい男)が大活躍してくれてうれしい一冊だった。この人のしゃべり方(言葉遣い)とかふるまいはそんなに好きな感じでもないんだけど、なぜか愛嬌があって憎めなくて許したくなる。この辻本さんが弘に手を出すも、残念ながら未遂に終わってしまった。。。もちろん本作は弘と前原の恋愛話が主軸なのだから、未遂に終わってよいのだけれど、私は辻本さんになし崩しにされる弘が見たかった。。。今までのストーリーの流れや、弘の性格を考えたら、どんなことがあっても弘が辻本さんに流されてしまうはずはないのだけれど、やっぱりそんな弘を私は見たかった。そしてそのことで苦しむ前原を見たかった。かなうはずもない私の妄想が膨らむばかりの一冊となった。今後も辻本さんの活躍を願うばかりだ。
本作で好きだったやり取り:
【その一】弘が前原に対し、自分と前原の立場の違いから、今後も仕事上どうしても君には言えないことが出てくるだろうけれど、それについては許してほしいといい、それを理解する前原。どんなに愛し合っても仕事で馴れ合いたくはないと思う二人。またしても読んでて耳が痛かった。
【その二】弘が前原に対し、自分と前原が男同士で付き合っていることを、前原のお母さんに申し訳なく思うと言い、それに対し前原は、自分は弘の両親に申し訳なくは思わない、ただ生んでくれてありがとうって思う、と答える。前原かっこいいね!

4作目は前原と弘の嫉妬のしあいが楽しく、いいシーンがいろいろあって読んでよかった。

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2023年06月12日

Posted by ブクログ

「許可書をください」4弾
クローズトシステムを考え出す弘。
この二人はホントに仕事します。
後輩の徳永、色事師辻本さんと脇役も出てきて大騒ぎ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

お互いが、徳永や辻本さんに嫉妬していたのが、読んでてにやにやでしたww弘が全く気づいてないというぬけてるところは相変わらずかわいいなー、と(笑)毎回ある、最後の前原視点のお話すっごい好きですv弘はそう簡単に、手の平の上で踊らない!ww寧ろ逆な感じが(笑)

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2010年11月19日

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