【感想・ネタバレ】王と后 (三) それは誰が罪のレビュー

あらすじ

八家の謎と禁忌。和風ファンタジー第三弾!

王と后は触れあってはならない――
神話に由来する八つの家が統治してきた千和の国では、新しく王になった者は、遠い地で暮らす天羽家の巫女から后を迎えることが慣例だ。だが、その実情は人質とも言えるもの。后となった天羽の巫女は後宮に軟禁され、王と后は月に一度、神事の際に顔を合わせるだけであった。
ところが、このたびの新王・鳴矢は、后となった淡雪と本当の夫婦になりたいと願い、密かに淡雪のもとへ通いはじめる。孤独を覚悟して后となった淡雪は鳴矢の優しさに戸惑うが、やがて鳴矢を心から信頼するように。しかし王と后の恋は禁忌。二人は夜の間だけの逢瀬を密かに重ねるしかなかった。
そんなある日、鳴矢は側近から不穏な報告を受ける。鳴矢が典侍の烏丸から受け取った水差しに、毒が塗られていた可能性が高いというのだ。烏丸はとりわけ、淡雪を毛嫌いして、淡雪に辛く当たっている典侍。その彼女が王を暗殺しようとした――? 連絡を受けた淡雪は、秘密の術「天眼天耳」を使って烏丸の真意を調べようとするが、鳴矢を害さなければならない理由をどうしても探しだせずにいて……。
禁じられた恋と八家の謎を描く和風王宮ファンタジー!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

まさかの和可久沙さん掘り下げ話で驚いた。
主役二人のスキンシップが懐妊を心配しないといけない領域に来そうなほどになっている点にも驚いたが(でも触れるだけで耐えている鳴矢えらい)和可久沙さんの今回の諸々の扱いには本当にびっくりさせられた。
主役カップル二人の遠慮のないイチャコラを堪能できないほどに。
ある意味、和可久沙さんはラスボスではと思っていただけに、今回の件は予想を覆されたというか、彼女の過去が結構壮絶で言葉を失ったというか、その後ろにいたやつが邪悪でその割には臆病なのかな複雑な心境に陥ったり、読んでるこちらの情緒が結構かき乱される話だった。
今にして思うと、合間合間の主役二人のバカップルぶりが癒しだったかも。
普段の接触禁止ってもう意味なくないと思うレベルにイチャコラしてましたね、今回の二人。
もう解禁でいいやんと思うレベル。
でもやっぱり和可久沙さんのショックが自分の中で長引いていて、素直にそのイチャコラを堪能できないというか。
自分でも何書いているのか分からなくなってきた……それくらいの衝撃だった。

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2023年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

淡雪を目の敵にしていた典侍、和可久沙が王への毒殺容疑で捕らえられました。
もっと腹黒いかと思っていたのですが、意外と裏がないので驚きました。
しかし、まだまだわからないことだらけですね。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

王と后は順長に仲睦まじさをまし、敵だった和可久沙も毒の壺の件から味方に転じ、黒幕65代の王繁三実の陰謀が少しずつ明らかになってきそうな気配。

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2024年01月24日

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