【感想・ネタバレ】後宮妃は麒神の生贄花嫁 五神山物語のレビュー

あらすじ

数百年に一度、黄色の星が流れると、時を統べる麒神・旺隠(おういん)に花嫁を捧げる国・漸(ぜん)帝国の公主として育った春(しゅん)蘭(らん)。好きな人がいる姉の代わりに麒神の生贄花嫁として捧げられることに。孤独な旺隠と天真爛漫な春蘭は一瞬で惹かれ合い、春蘭はご懐妊するも、突然命を失ってしまい…。そして三百年後、転生した春蘭は再び後宮入りし、旺隠と過去の幸せを取り戻そうと奔走し、愛されて――。「お腹の子と君を必ず守る」今度こそ愛し合うふたりの子を守れるのか…!? 大人気シリーズ五神山物語第二弾!

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予想外の方法でのハッピーエンド

春蘭は麒神に花嫁として捧げられる。それは、生贄のようなもの。しかし、そこで待っていたのは、心やさしい麒神だった。ふたりは出会った瞬間に惹かれ合い、愛情を深めていく。だが、子も授かりもうすぐ出産という時に、何者かに呪いをかけられ、春蘭は命を落としてしまう。それは何度時を巻き戻しても、変えられず・・・300年後、春蘭は記憶を持ったまま生まれ変わり、愛しい麒神に会いに行く。すべてを解きほぐしたあとに残る不幸と悲しみ、取り返しのつかない絶望。そしてなにより、出会うことの叶わなかった我が子。それらすべてのために、春蘭が挑んだことが予想外だった。結果、春蘭が全部背負うことになっちゃったので、そこは麒神さまと分かち合って、今度こそ心からの幸せを手に入れてほしいなと思った。

#胸キュン #切ない #ドロドロ

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2022年09月05日

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