【感想・ネタバレ】お役者文七捕物暦 比丘尼御殿のレビュー

あらすじ

お江戸八百八町に、淫らな噂が乱れ飛んでいた。市中に比丘尼御殿なるものがあり、主の尼御前が家来に見目よい男を攫ってこさせ、精を吸い尽くしたあげくに捨てさせる、というのだ。だが、いかに調べても、尼御前の正体も屋敷も判然としないのである。大岡越前守を悩ます怪事究明に乗り出した、もと歌舞伎役者の文七は、事件の背後にただならぬものを直感した……。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 第一巻を読んでないけど(本書はシリーズ2作目)、べつにどってことなく楽しめた( ´ ▽ ` )ノ
 ヨコミゾ先生の作品にはずいぶん親しんできたけど、捕物帳は初めて( ´ ▽ ` )ノ
 やっぱり面白いね( ´ ▽ ` )ノ
 映画化前提で書かれたと解説にあったけど、キャラ造形からストーリーからセリフ回しから、まるきり映画黄金時代の東映時代劇(といっても、その手の作品はほとんど見たことないけど)( ´ ▽ ` )ノ
 単純明快、痛快無比、大衆迎合( ´ ▽ ` )ノ
 さすがヨコミゾ先生らしく淫靡さオドロしさもあるけれど、昨今のイヤミスと違ってそのものズバリの描写がないから、後味は悪くない( ´ ▽ ` )ノ
 ほんと、古き良き時代の娯楽小説( ´ ▽ ` )ノ

 まあ、ラストがパパパッと片付いちゃうのも昔風といえば昔風か?……正直、文七の大活劇シーンも読んでみたかったけどね( ´ ▽ ` )ノ

 小説はともかく、もうこういう映画・ドラマが製作されることはないんだろうなあ……(´ェ`)ン-…
 むかし(と言ってもほんの20年か30年前まで)は、この手の娯楽時代劇がやまほど作られていたもんだけどなあ……(´ェ`)ン-…

2017/10/30
 

0
2017年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

若く見目のいい男を誘拐し夜の相手をさせる比丘尼御前の噂。ある夜誘拐された大道寺主水と名乗る若侍。比丘尼御殿の秘密を探るために大道寺主水として潜入した文七。世之助という囚われた男。脱出後に巨勢家の屋敷が怪しいとみて文楽一座の阪東三津次の阪東簑次と名乗り屋敷に潜入する。巨勢家の美しい姫で尼になっている梅香院と醜い双子の姉妹。文七が誘拐されその後追い屋敷に侵入した文七の妹お小夜。囚われたお小夜の危機。梅香院に好意を寄せる侍・浅香鉄之助。

0
2013年04月19日

「歴史・時代」ランキング