あらすじ
お江戸八百八町に、淫らな噂が乱れ飛んでいた。市中に比丘尼御殿なるものがあり、主の尼御前が家来に見目よい男を攫ってこさせ、精を吸い尽くしたあげくに捨てさせる、というのだ。だが、いかに調べても、尼御前の正体も屋敷も判然としないのである。大岡越前守を悩ます怪事究明に乗り出した、もと歌舞伎役者の文七は、事件の背後にただならぬものを直感した……。
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Posted by ブクログ
第一巻を読んでないけど(本書はシリーズ2作目)、べつにどってことなく楽しめた( ´ ▽ ` )ノ
ヨコミゾ先生の作品にはずいぶん親しんできたけど、捕物帳は初めて( ´ ▽ ` )ノ
やっぱり面白いね( ´ ▽ ` )ノ
映画化前提で書かれたと解説にあったけど、キャラ造形からストーリーからセリフ回しから、まるきり映画黄金時代の東映時代劇(といっても、その手の作品はほとんど見たことないけど)( ´ ▽ ` )ノ
単純明快、痛快無比、大衆迎合( ´ ▽ ` )ノ
さすがヨコミゾ先生らしく淫靡さオドロしさもあるけれど、昨今のイヤミスと違ってそのものズバリの描写がないから、後味は悪くない( ´ ▽ ` )ノ
ほんと、古き良き時代の娯楽小説( ´ ▽ ` )ノ
まあ、ラストがパパパッと片付いちゃうのも昔風といえば昔風か?……正直、文七の大活劇シーンも読んでみたかったけどね( ´ ▽ ` )ノ
小説はともかく、もうこういう映画・ドラマが製作されることはないんだろうなあ……(´ェ`)ン-…
むかし(と言ってもほんの20年か30年前まで)は、この手の娯楽時代劇がやまほど作られていたもんだけどなあ……(´ェ`)ン-…
2017/10/30