あらすじ
証券会社の辣腕営業マン・伊地岡と電機メーカーの窓際族・野呂は高校の同級生。伊地岡は痩せ型長身、人一倍せっかちで努力家な男。対して野呂は小太りで、何ごとも気にしないのんびり屋。正反対なのに気の合う二人が、学歴・経験・年齢ともに不問の、シビアなセールスマンに転職。それぞれ対照的な<オレ流>で、ベッドの訪問販売合戦を繰り広げる! 非情なビジネスの世界で生き残るために必要なものは何か? 経済小説の巨星がユーモラスに描く、愛すべき男たちの物語。
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Posted by ブクログ
何となく買ってみたんだけど、読みやすくて楽しめた。
2人の男の中間ぐらいが丁度いいだろうけど、それはそれでただの普通の人になってしまって「学・経・年齢不問」の枠ではやっていけないだろう。
極端っていうのも良いかもしれない。
Posted by ブクログ
これは傑作。
丸裸になった本来の自分がどれだけの魅力を持つか。どれだけの信念を持てるか。自信を保てるか。
頑張ってればなんとかなる、そんな楽観主義が通用しないシビアな世界で生きるためには、やっぱり頑張るしかない。
Posted by ブクログ
セールスの世界を舞台に全く別の生き方のふたりを軽妙な筆致で描くこの作品。21世紀の現代においても全近代的な学歴至上主義に囚われた組織がある一方で、学歴至上が全盛であったであろう昭和の時代において、学歴、経歴、年齢を不問とする本書はとても痛快だ。城山三郎のリズミカルな文体とともにテンポよく読むことができた。通勤途中に読むには至極の一冊。
Posted by ブクログ
営業の世界で奮闘する2人の対照的な主人公が、学歴や経歴に関係なく成功を目指す物語です。
せっかちな伊地岡とマイペースな野呂が、それぞれの営業スタイルで奮闘する姿を描いています。
完全歩合制の厳しい環境の中、努力と工夫で結果を出そうとする姿には、いつの時代も英表の根本は変わらないなと共感を覚えました。
ただ、根性論が前面に出ているため、現代の働き方とはズレを感じる部分もありました。
それでも、仕事の厳しさとやりがいをリアルに描いた、ビジネス書としても楽しめる一冊でした。
営業という職業をネガティブに描いていないところが個人的には好きでした。