あらすじ
高級タワーマンションに暮らす岩見有紗は窒息寸前だ。ままならぬ子育て、しがらみに満ちたママ友たちとの付き合い、海外出張中の夫・俊平からの離婚申し出、そして誰にも明かせない彼女自身の過去。軋んでいく人間関係を通じて、徐々に明らかとなるそれぞれの秘密。華やかな幸せの裏側に潜む悪意と空虚を暴き出す。人気女性誌「VERY」連載時から話題沸騰の衝撃作!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
桐野夏生さんの本は読みやすくて、読み始めると止まらない。
ママ友同士のドロドロについては、皆様お疲れ様ですという気持ち。これを楽しく読んでしまう私の中にも(認めたくないが)マウント心があるのかもしれないな、と思った。
そんなことより、最後の結末は納得できなかった。
夫の俊平に対して「貴方もだいぶ身勝手すぎないか?」と思う。
経産婦であったことを隠されていたショックはあったかもしれない。
しかし妻が経産婦だったことがそんなに許せないことなのか?ただ前夫との間に子を産んだだけで、何も悪いことをしていない。
一方で、離婚を妻に受け入れてもらえなかったからとアメリカで愛人を作るのはどうなのか。俊介の方がよっぽどルール違反だと思うけどな。
そもそも相手をよく知らぬうちにおめでた婚をしたのに、今更何言ってるの。
だから娘のためとはいえ、そんな俊介を有紗が許したことに少しがっかり。
よーく話し合いをして、離婚した方が良かったのでは?
このもやもやは種となって、続編につながるとか。これ以上のドロドロは怖くてもう読めない。笑
Posted by ブクログ
途中までおもろいし湊かなえ読んでる時のわくわく感だったが、、後半ちょっと雑な展開な気がした、、笑
結果的に有紗が成長できたのは良かったし、自信をつけるには、行動して失敗して経験していく。それしかないのだと思う。
そして登場人物みんなから学びは大いにあった。
いぶママみたいな人いたら、息が詰まるのはめちゃわかる。
てかなんで総合的にイマイチかと言うと、旦那がしょうもなすぎる。まじでしょうもないww
Posted by ブクログ
桐野さんのイメージ的に、もっとグチャグチャドロドロ醜いママ友争いみたいな感じなのかと思ったけど、予想に反して大人しめ(?)だった。
でもだからこそリアル。ママ友(というか友達)という括りでも何となく一軍の友達、二軍の友達(作中で言う「公園要員」)みたいなのがいる感じとか、女という生き物の言語化できないいやらしさがすごく出てて良かった。
最後もいぶママ以外はハッピーエンドな感じだったし、読後感も悪くなかったな。でもいぶママ目線で言ったら旦那に格下女と浮気されて結果タワマンから貧相な実家に引っ越して旦那とも別居状態(しかも浮気は続行中)って結構可哀想とも思った(笑)