あらすじ
植民地時代に英国人が建築し、代々の主が非業の死を遂げたと伝えられるグレイブルック荘。元警察官のアスレヤは、現主人であるバスカーの招待でこの屋敷を訪れた。財産家の彼は何者かに命を狙われており、数々の事件を解決へ導いたアスレヤの助力を求めたのだ。バスカーは、二通の遺書を用意していた。どちらが効力を持つのかは、彼の死に方によって決まる。一族の者と隣人たちが集まり、遺書が彼らの心をざわつかせるなか、ついに惨劇が! アスレヤは殺人事件と屋敷をめぐる謎に挑む。インド発、英国犯人当てミステリの香気漂う精緻な長編推理。/解説=三橋曉
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Posted by ブクログ
・あらすじ
南インドのニルギリ丘陵にある呪われた館が舞台
館で起こる殺人事件と資産家一家の秘密をあばく。
・感想
犯人は分かりやすかったかなーピンときた
Posted by ブクログ
植民地時代に英国人が建設し、代々の主が非業の死を遂げると言われているグレイブルック荘。
元警察官のアスレヤは現代の主人であるバスカーに招待されて、屋敷へ。
財産家のバスカーは何者かに命を狙われていた。そのために数々の事件を解決したアスレヤの助けを求めたのだ。
そして、彼は2通の遺言書を準備していた。その死に方によって、効力変わる遺言書。
その遺言書を巡って、一族と隣人の間に流れる不穏な空気。
その中で誰からの好かれている画家が惨殺される。
彼の遺体の側にはバスカーが使っている電気車椅子があった。
狙われてのはバスターだったのか?
一見、平凡な一族と隣人の裏の顔がそこから暴かれていく。
犯人はどのような方法で、何の目的で、殺人を起こしたのか?
探偵役のアスレヤがとても紳士です(*^^*)
そして、バスターが大一家のお父さんって感じで大好きです。
謎解きの時にアスレヤが無意識に行う仕草が、ホームズなども思い起こさせて楽しい一冊でした。