あらすじ
【限られた時間でムダに戦わずやりたいことをやる技術】
サラリーマンでありながら、「オールナイトニッポン0」のラジオパーソナリティをつとめ、ファンイベントを行えばリアルで5000人が集まってしまう、45歳のフツウのようでフツウじゃない、いま話題の佐久間宣行が教える、誰とも戦わず、好きなことで効率的に成果を出す62の仕事術。
天才ではなくフツウの人こそマネすれば、一目置かれる人になる!
佐久間宣行が22年のサラリーマン人生の集大成として本気で書いたビジネス書。
特別ではない人こそ特別になれる1冊です。
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Posted by ブクログ
仕事で悩んでた時に読んだ本。
怒られたり嫌なことを言われたりしたら「コント」と思うことって書いてあって、コントって思うようにしたら少し気が楽になった笑。
Posted by ブクログ
内容に真新しい内容はないと思う。それでも、読んでいて楽しかった。
なぜかと考えたときに3つ。
1つめは、堅苦しい言葉が使われていないこと。あくまで佐久間さんの「話し言葉」なのですんなりと入ってくる。
2つめは、著者である佐久間さんの顔・声・話し方などを知っていること。”あの人”がこう言っているのか、ということでこれもすんなりと入ってくる。
3つめは、本の内容にもあったが、否定したり他者を陥れるような内容ではなくて、あくまで佐久間さんの考えが述べられているだけだから。
これらを踏まえ、啓発本などというものではなくて、近しい先輩や上司の話を聞いている感覚である。佐久間さんが好き(もしくは気になる)なら、読んでみてマイナスではないのかなという印象の本。
ある程度自分が色々な環境で働いたことがあるため(仕事内容ではなく、多様な人と関わることができてきたという意味で)、「仕事ができる人」像に多くが当てはまるであったと思う。また、自身においても「うまくいくために意識したいこと(できているかは別)」と合致する内容だった。
「ブランド人になりたい」とずっと思っている。思っているだけで実行に移せずいる。こういう本を見て納得はする。だがしかしそれを行動に移す目標やモチベーションがない。そこを動かすきっかけになる本などがあれば知りたいと思うところである。
【以下、ハイライト】
・たかが仕事だ、そう思おう。 真正面で消耗するのを止めて作戦を立てる。 会社にとって都合のいいだけの存在にはならない。 そのために頭をひねろう。
・まずは相談内容より先に、「なぜあなたに相談するのか」を伝えたい。
・でも前例がなくだれもやっていなかった。そこで「だからやらない」ではなく、「先行者利益を取りにいこう」と考えたことで、大きな結果を残すことができた
・ブランド人とは、「信用と期待を持たれている人」のこと
・自分を捨てきれない状態で「俺」を打ち出して戦うとロクなことがない。 相手のメンツを潰した瞬間、自分の可能性も潰されてしまうのだ。
・僕にとって褒めることは「最高の娯楽」。
・必要なのは「仕事仲間」で、「飲み仲間」や「ゴルフ仲間」ではないのだ。優先すべきは「仲良くなること」じゃなく、「いい仕事をすること」だから
・「そんなに努力していないのに、やたら褒められる(感謝される、驚かれる)」。自分のキャラクターを理解すれば、それはチームの中で、少ない努力で結果を出せる武器につながり、自分がそこにいてもいいという心の安心材料にもなっていく。
・ちなみにチャレンジをするときは、代わりにすごく勉強(調べる・聞く・手を動かす)する。努力もするし、結果に責任も持つ。
・チャレンジは、すればするほど「自分の解像度」が上がっていく。
Posted by ブクログ
1. 行動力で信頼を得る
•「楽しそう」は最強のアピール
•雑務こそ「自分にしかできない仕事」に
•すぐ動く人が最後に残る
•声をかけられたら迷わず挑戦
•会議前後の準備と振り返りがカギ
2. 正しい努力とは
•仮説→実行→検証→修正を回す
•仮説のない失敗は悪い失敗
•目標と期間を設定してダラダラ失敗しない
3. 伝え方・話し方の工夫
•最短距離より平らな道を選ぶ
•正論より自分の未熟さと会社のためを伝える
•愚痴は無意味、相談は解決を目的に
・ 面白いを因数分解する
・ 「誰が何を言うか大喜利」
4. 自分をアピールする力
•アピールはビビらず言葉と行動で
•傷ついても記憶に残れば勝ち
•自分の“やりたい・できる”を示す
5. 人間関係と立ち回り
•かわいい後輩より頼れる若手になれ
•誰にでも同じように接する
•悪口は必ず届くと心得る
•合わない上司には感情オフ論理オン
・ 自ら縁を切らないコミュニケーションに
6. 社内・組織の攻略法
•自責で謝るとチャンスが来る
•社内初はローリスク・ハイリターン
•メンツに配慮し、無駄に敵を作らない
•一般論か自分に向けたアドバイスか判断
・ 進捗状況と優先順位はこまめに報告
・ リーダーは誰よりも本気で動く
・ 人を責めずに仕組みを変える
7. 企画・クリエイティブ力
•企画書は“通す”ために書く
・ 言いたいことより読者が知りたいことを書く
•反転・掛け合わせで発想を広げる
•面白さは因数分解して磨く
•今日のインプットが10年後をつくる
・ 謙虚ながらハングリー精神がにじむ人を探す