あらすじ
性格が真逆な姉妹、“じゅん”と“らん”。
実母の葬儀で8年ぶりに再会したふたりだったが
ずっと音信不通だった理由は、妹の夫“律” (りつ)の存在。
律は、姉の元恋人だったのだ。
険悪な姉妹は互いを意識するあまり一緒に暮らすことになるが、
もちろん静かに日々が過ぎていくわけもなく、
恋の歯車は、どんどんズレていきそうで……。
3人の共同生活は、まだ始まったばかり――。
感情タグBEST3
妹
この物語を妹目線で追ってみると全く違うストーリーになるんだろうな…。お姉さんも一緒に住むと意地張らず絶対会わない距離に住んでしまえばいいのに。そして元彼図太いな。
ないものねだり
どうやら妹が姉のモノをとる行動は、母の愛に飢えていたことに始まり「姉はなんでも持っている」という妬みもありそうですね。
この暮らしは、3人ともストレスだろうに。
そして律くん、この人もなんだかなぁ…。
友達の妹も姉のものを何でも勝手に使って、忘れてきたり壊してしまったりもしょっ中だった。それでも仲は良かったな。さすがに彼氏を取るとかはなかったからな。
いや、これはほんとはもう縁切って2度と関わらないのがいいとは思うけど、実家まで取られるのは納得いかないもんねー。この同居で妹夫婦の関係が壊れたらいいのに なんて思う。
匿名
真逆な姉妹
教師をしているじゅんは母親を病気で亡くし葬儀に喪主として参列していた。
じゅんにはらんという妹がいるのだが彼女も彼女の夫である律も葬儀に遅れいていて他の親族たちからあきれてみられていた。
その後伯母と話し今住んでいる物件を引き払って実家に住むことを決めたじゅんだったがらんたちも同じ考えらしく三人で暮らさなければいけない状況になってしまった。
昔から自由で奔放ならんに色んなものを勝手に借りられたり奪われてきたじゅんはついには恋人だった律も奪われてしまいそれで仲がギズギズしているのだった。
しかしらんもまた小さい頃からじゅんに対して色んなコンプレックスがありそれを解消できないまま年を重ねていたが……。
人間の感情描写がとても生々しかった。