あらすじ
明治維新を迎え、世界に近代国家としてデビューした日本。内実は多くの問題を抱えていた……。西郷隆盛、大久保利通、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする、薩長による藩閥政治の巨大な壁にも怯まず、テロに遭い片足を失っても、信念のために邁進する大隈重信。国会開設、政党政治移行、内閣総理大臣就任、そして早稲田大学創設。後の日本の礎を築いた偉人の生涯を描く歴史巨篇。
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Posted by ブクログ
真の武士は戦わないのが葉隠の教え
武士である大隈重信は国家の為だけを想い
経済で教育で外国に立ち向かおうとした
(言うまでもなく早稲田大学創設者)
実はイメージでは頭のネジが飛んだ人
アメリカへの宣戦布告まがいの態度
明治大帝の「大丈夫か?アイツで?」
抜け駆け的な憲法草案の奏上未遂
本書で五代友厚の忠告を読んで納得した
短所5ヶ条(笑)頭が良すぎる故の欠点
①愚説愚論も最後まで聞く
②同様意見は部下のを採用し徳を広める
③見苦しい怒気を慎み徳性を保つ
④会議は意見百出で方向見えたら決断
⑤好まぬ人にこそ丁重に親しく交際
そして明治天皇に嫌われていたから大成
出来なかったのだと思った
上巻はまだ読んでいない(´・ω・`)