【感想・ネタバレ】死にたくないので英雄様を育てる事にします（2）～田舎暮らしは未来の英雄と胃痛と共に【イラスト入り】のレビュー

ヨモギノ / 高比良りと

女神様の懇願に負けて彼女がお気に入りのゲームを再現した世界に転生し、美少年リアンを名乗ることになった就活生の俺。途中退場する悪役令息キャラのリアンとして、未来の英雄アルフレドを英雄様として育てるためにゲームのシナリオに沿って導くハズが、どこを間違ったのか彼に迫られることに！ 気づけば転生生活も5年経ち、学校を卒業した俺たちはそれぞれの道を歩む…つもりが、カッコよく成長したアルフレドは相変わらず俺のそばにいて…。ゲーム通り進むとやがて訪れる村の悲劇の日を回避すべく奔走する俺と、そんなことは知らずに情熱的に好きだ…と告白してくるアルフレドの未来はどうなる――!?

[匿名 · ★★★★★]

押して押して押しまくるアルフレドにたじたじなリアンが可愛かったです。二人の関係が遂に〜！アルフレドって本当に動物っぽいというか、本能に忠実というか、リアン好き好きオーラが凄くてキュンだし、なんか可愛いです(笑)

[もちもち · ★★★★★]

作者は、最後まで致してないのにエロの満足感を出す天才だと思います。
もちろん最後まで頂かれてしまうシーンが1番最高ですが、それまでもめちゃくちゃ手を出されるのでBL的な満足度も100点です。
むしろその攻防があるから初めて抱かれるシーンが映えるというか。

好きなのに素直になれない受けと、お許しを貰えなくて飢えまくりな攻めって最高ですよね
一生やってて欲しい所ですが、残念ながら抗ってた受けも半ば強引に言わされちゃんと両思いになります。

後半で当馬っぽいキャラも出てきて攻めの嫉妬も楽しめます。

受けのツンデレと攻めの鬼アプローチが本当に最高です本当にありがとうございます。

[ブクログ · ★★★☆☆]

め、め、女々しい〜。お互いを思うがあまり相手の心に踏み込まなかったり、自分の気持ちに蓋をしたりする場面が多くて、自己犠牲に酔っている感じが少し苦手だった。それに一人称の文も苦手。
今回は2人が卒業して、リアンは本格的に村を守るための柵を建ててほぼ完成。アルフレドも農場で働きながらリアンの護衛もする日々。チェダー夫妻の弟の娘が魔獣に攫われたが、悲劇が起きる前に救い出せて無事女神の加護を宿したペンダントも手に入れた。またアルフレドの父親の遺骨も見つかり弔いができたが、リアンはそのことを負い目に思いアルフレドを突き放そうとするが、それを逆手に取られて自分の本当の気持ちを吐露し両思いに。結ばれてよかったねぇ。
物語の終盤では、ゲーム内のヒロイン・エーファだけでなく、聖騎士・シュヴェアトもゲールよりかなり早い段階で教会に訪れ、アルフレドと接触する。女神からのお告げがありリアンを助けるために来ただけなものの、アルフレドは嫉妬心を隠せず。
リアンの「嘘」は追求しないと約束した手前、2人が共有する秘密を知りたくてもしれないアルフレド。この後どうなるか思い出せないので、3巻を早速読みたいと思う。あと、ロベルトって変態だけど挿絵はすごい優しそうなお兄ちゃんだよなーって思った。